葉が茂ってくる春から夏にかけては、バードウオッチングはほとんど諦めているのです。
ツミは別にしてですが。ツミは大きいし、動かないことが多いですし、だから観察できるのですが。
ハーブ園のモモの木が群れで賑わっているのです。
何だろうと、とりあえず急いで小さなかたまりをパチリ。もしかしてスズメかもしれないし。
10mくらい先の動く相手を追いかけてもう一枚。
なんだかスズメとは様子が違います。シジュウカラ?いや違う。
この尾の長さはモズ?
パソコンで拡大して眺めると、このお顔のあどけなさはモズではない。くちばしも先が下向きに尖ってない。
どこかで見ました。そうでしたこの冬に初めて見たエナガさんでした!
尾の先までの体長が14㎝ですから、かなり小さいんです。
留鳥だから確かにいて不思議はないのですが、この時期に出会えるとは思っていませんでした。ラッキー!
以下、鳥に詳しいOさんとのF.Bでのやりとりです。
「エナガの雛ですね。たくさんいませんでしたか?」
「そういえば群れをなしていました。ご一家でしょうか?」
「 はい、そうです。次の繁殖期まで家族単位で群れをつくって過ごします。」
「ところでヒナってどうしてわかるのですか?一丁前に見えますが。いつ頃、孵ったのでしょう?」
「成鳥は白黒のコントラストが明瞭ですが、若鳥は黒い部分が灰色で、しかも広めです。
エナガの繁殖期は2月の終わりからGW過ぎくらいまでです。」
では確認のため、もう一度、昨年の12月に撮影した親に登場いただきましょう。
な~るほど。上のヒナは頭が白っぽいですが、成鳥は頭が黒で白黒のコントラストがはっきりしてますね。よくわかりました。うれしい!