今にも降り出しそうな空模様。梅雨の晴れ間は続きませんね。
太極拳広場の以前ツチグリがあった辺りを見回すと、ツチグリは胞子を飛ばし終わったのが転がっているだけでした。
代わりに見つけたのがこの草にしがみついている虫。
とりあえず逃げない距離で撮って、その後カメラをどんどん近づけていったのですが、全く動かない。
脚は毛だらけ、強そうです。体が透き通っているように白っぽいのは、もしかすると羽化したばかりで体を乾かしているのかもしれません。だから動かないのでしょう。セミの羽化を思い出します。
目の前にカメラを近づけても微動だにしませんでした。
調べると、ハエの仲間のムシヒキアブのようです。昆虫などを食べる肉食でネットには体の半分くらいありそうなハエなどの獲物を捕まえている写真が多数のっていました。。
漢字では 「虫挽きアブ」または 「虫引きアブ」の両方の説があるようです。
そして獲物を捕まえると、口吻を獲物に刺して消化液を注入し、それからゆっくりと体液を吸うのだそうです。近づかないほうがよさそうですね。
やはりセミ同様、幼虫は土中で育ち、土から出てきて成虫となる。まさにその場に出くわしたわけでした。
さて、今日も見ないでは帰れない。あそこに行かなくては。
いましたよ~
顔をちょこんと出しました!
おーっ!羽を広げる仕草をしています。準備は整いつつあるようです。