雨上がりの朝の青空のなんと気持ちがよいことでしょう。昼間は気温も上がるとの予報ですが、ひんやりと、そしてしっとりした森ならではの空気の中での稽古は格別です。
ツミが交尾をしたのを運よく撮影できたのは4月6日のことでした。
それから40日以上が経過しています。
いつも見て見ぬふりをしながら巣をそれとなく観察しています。
というのも、カメラを向けるとそれはツミにとっては警戒心を抱いてしまうことなんだそうです。
ですからカメラを向けるのは最小限を心がけて。
なにか動いた気がしたので遠くから撮影すると、巣から顔がのぞいています!よかった、ちゃんといますね。
数枚シャッターを押したうちの一枚に、なにか小さなものが写っています。もしや!
パソコンで拡大してみると、それらしきものが写っているではありませんか!
白い丸いふわふわに目らしきものが二つと口らしきものが!
もしもそうだったらほんとにほんとにうれしいことです。
昨年は5羽も巣立ったのですから2年連続してということは、祖師谷公園が気に入ってくれたということでしょう。
今日はひときわ鳥の声があちこちで聞こえます。
いちばん賑やかなのはオナガ。ギャーギャーこの美しい姿に似合わない声で。
熟したサクランボの間から顔を覗かせているのはキジバト。目がサクランボにそっくりです!
先ほどのオナガも現れました。黒のベレー帽がお似合いです。
サクランボはよほど美味しいとみえて次々に鳥がやってきます。ムクドリは群れでやってきましたから、明日この実がどれだけ残っているか見ものです。