さて、「ホンセイインコ」と「ワカケホンセイインコ」の関係はいかに?
という疑問を抱いたお話は先日お伝えしました。
そこで私の鳥の師、Nさんに伺ってみました。
するとこんな資料をいただくことができました。
日本鳥類保護連盟調査研究室からの情報です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160129/09/kawasemi2030/87/64/j/t02200165_0800060013552758913.jpg?caw=800)
まず、ワカケホンセイインコはホンセイインコの亜種で、インド南部やスリランカに生息する緑色の鳥。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160129/09/kawasemi2030/ba/fb/j/t02200165_0800060013552758912.jpg?caw=800)
ではホンセイインコとは?と調べると、
鳥綱オウム目オウム科 ホンセイインコ属に含まれる鳥の総称。
さて亜種とはなんでしょう?と調べると。
亜種とは生物分類学上の単位の一つ。必要な場合に、種の下に設けられる。
つまりホンセイインコに形態の違うものがいろいろいて、そのうちの一つということですね。
どういう種類がいるかというと、
ワカケホンセイインコ、オオホンセイインコ、コセイインコ、ダルマインコなど。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160129/09/kawasemi2030/dd/bb/j/t02200165_0800060013552758914.jpg?caw=800)
そうなんですか、やっと先の疑問が解けました。
「ホンセイインコとワカケホンセイインコは違うのか」ですが、ホンセイインコという鳥がいるわけではなく、大雑把にいうとホンセイインコで、詳しくいうとワカケホンセイインコということでした。
トラを、アムールトラ、ベンガルトラ、スマトラトラ、ジャワトラなどに分けるなど。
要するに大雑把に言えばトラだけど、詳しくいうとアムールトラやベンバルトラというわけですね。
ということで、ミニ図鑑にホンセイインコとあってワカケホンセイインコのイラストがあったのは、大雑把に言ったわけなのでした。
ワカケホンセイインコは1960年代に飼い鳥が逃げ出し関東地方で野生化したとのこと。
野生化しているインコの仲間はほかにも、ダルマインコ、ムジボウシインコ、オオホンセイインコ、アオボウシインコ、セキセイインコなどがいるそうです。