キンカン シロップ煮にしてみました | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

どうも風邪が抜けません。熱はないので寝込むほどではないのですが、鼻声で咳は治まらず、無理は禁物と朝稽古はまたお休みです。
こういう時、一日も稽古を休まない先生には頭が下がります。稽古に対する気合いが違うのでしょう。きっと。まだまだです。

そんなわけでリアルタイムのブログはかなわず、以前書いてそのままになっていた記事を登場させることにしました。ちょうどひと月前のことでした。

太極拳仲間のSさんに紙袋一ついただいたキンカン。Sさんも友人にいただいたのだそうです。あまりにたくさんいただいておすそ分けにいただいたのでした。

お店にあるのとは違って、実が大小さまざまなのが、木から取ったそのままでなんとも好ましい。
キンカンはだいぶ前に一度だけ甘露煮にしておせちに加えたことがありました。
今回は食べやすいよう種を取って煮てみることにしました。


よく洗って半分に切ると、種がたくさん見えます。


種を竹串で全部取り除きました。


キンカンの重さの半量のグラニュー糖を全体にまぶして一晩おきます。


翌日になると、グラニュー糖もとけ、キンカンの果汁と一体になっています。


圧力鍋に入れ、水を全体の1~2割加えて、火にかけ、圧がかかってから10分ほど加熱します。圧が抜けるまでほっておきます。これは圧が落ちて蓋を開けたところの写真。すみません湯気で曇ってしまいました。


瓶に詰めればこんなにきれいなジャムに。キンカンの形はそのまま残って、甘露煮のようなジャムのような。ヨーグルトに入れてもいいし、このままおお茶請けに食べてもおいしいです。


一つ目のポイントは種を残らず取り除くこと。種を気にせず食べやすくなって、ワンランクアップします。もう一つはキンカンにグラニュー糖をまぶして必ずひと晩置くこと。キンカンの果汁が出て余分な水分を加えることなく濃い味が楽しめます。これは他の果物でも共通したポイントです。
まだ庭にキンカンが残っている方がいらしたら、ぜひお試しください。