まだまだ雪は残っています。特に日陰の雪はかたく凍りついて根雪にでもなってしまいそう。今週の土曜日はまた雪かもという予報ですし。大寒にふさわしく、気温はマイナス1.6℃まで下がりました。この冬いちばんの寒さです。暖冬といっても暦はちゃんと生きている!地球が危ない、という情報が流れる中で、暦通りというのはほっと安心します。
さて、みんなの森近くの一角にサザンカがぽつんと1本ありました。
見ると実が弾けて種がこぼれたあとの姿です。ツバキにそっくりですが、一回り小さい。
花はといえば、花びらはもうしわしわです。ということは、これから実をつけるわけで、弾けた実は一世代前の花のものです。
こちらは花びらが散って、雄しべと雌しべだけになっています。このあと、ここに実ができるわけですか。
ちょっと知りたくなって、雄しべと雌しべを引っ張ってみましたら、ぽこんとはずれました。雄しべがはずれたわけです。
木に残ったのはこれから実になるはずの部分。
大きくしてみましょう。先に伸びているのは雌しべ、その下の子房の部分が大きくなって実になるのでしょう。子房の上をふんわりとした毛が覆っています。寒さ対策?まるで帽子をかぶっているようです。
他のも見てみました。これはこの状態でありました。同じですね。今、目に入ってきたのですが、子房の脇に小さな芽ができてますね。上に写真にもあります。
これは別の実の赤ちゃんですが、やはり脇に小さな芽があります。
さて、今まで気がつきませんでしたが、これからどのように大きくなって実になるのでしょう?
脇から出ている芽はたぶん葉になる新芽。いつ大きくなるのでしょう?
ときどきチェックしましょう!