サザンカ 花が散って、実の赤ちゃんと新芽発見! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

まだまだ雪は残っています。特に日陰の雪はかたく凍りついて根雪にでもなってしまいそう。今週の土曜日はまた雪かもという予報ですし。大寒にふさわしく、気温はマイナス1.6℃まで下がりました。この冬いちばんの寒さです。暖冬といっても暦はちゃんと生きている!地球が危ない、という情報が流れる中で、暦通りというのはほっと安心します。

さて、みんなの森近くの一角にサザンカがぽつんと1本ありました。
見ると実が弾けて種がこぼれたあとの姿です。ツバキにそっくりですが、一回り小さい。


花はといえば、花びらはもうしわしわです。ということは、これから実をつけるわけで、弾けた実は一世代前の花のものです。


こちらは花びらが散って、雄しべと雌しべだけになっています。このあと、ここに実ができるわけですか。


ちょっと知りたくなって、雄しべと雌しべを引っ張ってみましたら、ぽこんとはずれました。雄しべがはずれたわけです。


木に残ったのはこれから実になるはずの部分。


大きくしてみましょう。先に伸びているのは雌しべ、その下の子房の部分が大きくなって実になるのでしょう。子房の上をふんわりとした毛が覆っています。寒さ対策?まるで帽子をかぶっているようです。


他のも見てみました。これはこの状態でありました。同じですね。今、目に入ってきたのですが、子房の脇に小さな芽ができてますね。上に写真にもあります。


これは別の実の赤ちゃんですが、やはり脇に小さな芽があります。


さて、今まで気がつきませんでしたが、これからどのように大きくなって実になるのでしょう?
脇から出ている芽はたぶん葉になる新芽。いつ大きくなるのでしょう?

ときどきチェックしましょう!