アオサギ 巧みな収納術、そしてペンギンサギの存在! | 驚きの日々!祖師谷公園をめぐる四季

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森林インストラクター。ラジオ体操と太極拳で毎朝訪れる祖師谷公園には樹木や花、昆虫や鳥たちもたくさん。そんな公園の四季の変化をお届けしています。祖師谷公園散歩のお役に立てばうれしいです。なお写真のご利用はお控えください。

今朝も昨日とほぼ同じ気温。いつのまにか、朝はもう10℃代になってしまいました。空気も澄んできて昨晩は星空が綺麗だったとどなたかがおっしゃっていました。

さて、このところ仙川の水辺で、時々は人家の屋根の上で、毎日のように見かけているアオサギ。
今日はアオサギに似たこんな鳥にお目にかかりました。
アオサギに羽の色はそっくりですが、首がない!ずんぐりむっくりした姿はゴイサギにも似てます。


以前ご紹介したアオサギをご覧ください。同じような違うような。

で、家に帰ってフェイスブックで問いかけると、アオサギに間違いないとのことでした。
オフの状態のときは首を引っ込めてしまうことが多く、餌を探したり木の上にとまってバランスをとるときなどは首を出すのが普通だそうですが、この首の収納術は大したものですね。カメみたいに引っ込められるのですかね。


引っ込める理由としては、急に寒くなってきたことも考えられますね。体表面積をできるだけ小さくすることで、体温の発散を防いでいる。
ときどき1本足でじっと動かずに立っている姿を見ることがありますが、これも同じ理由だそうです。

さらにいろいろ興味深いことを教えていただきました。

また、サギ類は、飛ぶ時も首を引っ込めているとか。これに対してツルやハクチョウは飛ぶときも首を長くしているのだそうです。

さらに可笑しかったのが「ペンギンのフリをする時は、片翼で脚を隠しますよ」というもの。
なんでも全国各地のペンギン舎のえさやりタイムに出没して、片翼で脚を隠し、本人はペンギンになったつもりでペンギンの餌のおこぼれに預かっているんだそうです。

ほ、ほ、ほんとですか?大胆な発想!
確かに昆虫には擬態といって、枝や葉になってしまうのもいますが、
鳥もそんな真似をするんですか!
そのペンギンサギ、この目で一度見てみたいものです。