昨夜の夕焼けがあまりにきれいだったので、カメラにおさめました。富士山と丹沢山塊です。日の入り後の茜色が冬ならではの鮮やかさです。
その左手には大山が、そしてその上空には宵の明星の金星がきらきら輝いていました。
さて、みんなの森近くの花壇に、1本だけ目立つ木があります。なんでしょうと気になっていたので、調べてみました。
冬でもこんなに元気。常緑樹ですが、シイやカシなどの常緑広葉樹と違って、葉の色が明るい緑です。もしかしてあれかな?
葉は大きくて、長さは10㎝以上あります。形はあまり見慣れない長楕円形。そして葉が垂れ下がっています。
そして葉柄が赤い。といえば、ユズリハでしょう。
樹皮は縦に細い筋が入っています。
ユズリハという名前の由来は、春先に新芽が出ると、初めて古い葉が黄色くなって垂れ下がり、新しい葉を見届けてから世代を「譲る」ように見えるため。故に子孫繁栄を象徴する縁起のよい木とされ、古くから庭木や正月のしめ飾りにも使われる。ユズリハ科ユズリハ属の高木。
ではでは確かめに行ってみましょう。
ということで、いつもの観世音堂と薬師堂に来てみると、なるほど!
これですね!松やウラジロとともに、ユズリハが2枚飾られているではありませんか。今まで意識して見たことがなかったのですが、こんなに目立つ位置にど~んと飾られていました!
お飾りのユズリハのほうが、葉がやや太い気がして、もう一度調べてみました。ユズリハにはもう一種類ヒメユズリハというのがありました。こちらはユズリハより一回り細くて小さい。もしかしてこちら?でもヒメユズリハは葉が垂れ下がらず(この木は垂れ下がっています)、葉の先が尖っています(こちらは尖っていません)。う~ん、どちらでしょうか。