水分摂取を意識しているのに水分不足になる人 | 症例と解説 | かわせカイロプラクティック

症例と解説 | かわせカイロプラクティック

症状に対する私なりの考え方や症例の解説などを書いています。

水分は食事の水分も含めて2.5リットルくらいは必要です。水分不足があるとARテストの反応も悪くなるので、私は最初に水分不足を調べるようにしています。また水分と電解質の不足を解決せずに栄養療法を行っても効果は出にくいでしょう。

しかし、水分摂取を意識しているにもかかわらず、私の検査でほぼ毎回のように水分不足の
反応が出る人がいます。そういった場合に「飲んでいるのに何で?」と不思議がるクライアントがいますが、その原因として考えられるのは以下の通りです。

  • タンパク質不足
  • 電解質不足(特に塩)
  • 筋肉不足


これらは体内に水分を保持する働きがあるので不足すると慢性的な水分不足になります。電解質とタンパク質をしっかり摂取したり、筋トレをして筋肉を増やすと慢性的な水分不足になりにくくなります。

その他に、水分摂取の意識がないために水分が不足している人もいます。その原因としてよくあるのは以下の通りです。

  • 食が細く食事の全体量が減っているため食事に含まれる水分が不足している
  • 嚥下障害があり水を飲むのが大変なためあまり飲まない
  • 喉が乾かないから飲まない(老化によって喉の乾きを感じにくい)
  • トイレが近いので飲まないようにしている


このような人達は意識して水分を摂取する必要性があります。