居間で義姉妹家族と一緒に昼食を食べる事になり、用意されていたのは、あの………
山盛りのべちゃべちゃご飯と義母お得意の煮物のみ
このblogで何度も登場している、義母の歯に合わせて倍の水を入れて炊いているアレです
うわぁ〜出たぁ〜!
帰りたい、今すぐ回れ右で帰りたい
「漬物がなくてごめんごめん
最近ね〜屈んで作業するのが大変で、今はあまり漬物が漬けられないのよ〜。食べたかったでしょ〜悪かったわね」
食べたいわけないだろー!
あなたは何もしなくていい
ご飯も煮物もいらないから外食でいいんだよ
仕方なくべちゃべちゃご飯と煮物をちびちびと食べていると、義妹が
「唐揚げとか何かお惣菜を買ってこようと思ったんだけど、母が大反対で
こんな物しかなくて食が進まないよね、ごめんなさいね。」
え?
これ、私には意外な言葉でした
以前から書いていますが、義母は自分の手料理に絶対的な自信があり、どんなものよりも自分の手料理に勝るものはないと自負しています
それを分かっている家族は義母の手料理に対して意見するのはご法度で、こんな言い方をするのを聞いた事がありませんでした
「こんなものって」
そう言う義母をみんな無視
その後みんなで会話をしていて気づいたのですが、義母、軽い認知症なのか加齢からくる物忘れ(勘違い)なのか、たまに会話が噛み合わない
すると義姉妹もこうじも
「誰もそんな事聞いてないから」
「何言ってるの」
「もういいって」
「じゃあそうすれば?」
「邪魔だからそこにいて」
「だからお母さんはいいって」
ど、ど、どどーした?!
とにかくかなりきつい言い方で、義母をあしらうあしらう
今までは義母の天下、義母に意見したところで何倍にもなって返ってくる上に、結局こちらの気持ちは汲み取れない人なので、周りも言いなりになっていた部分が大いにありました
しかしこれは…………
すると突然義母が
「せっかくみんなが集まってるから、大事な話をしておこうと思うの。」
と切り出してきたのです
つづく