
「仮面ライダーチップスカードが先週発売」
60年代から70年代生まれの世代には特に馴染み深い仮面ライダーカード。
スナックのおまけカードとして社会現象となった1970年代の仮面ライダースナックのカードがあまりに有名ではありますが、2003年に30年ぶりにスナックからチップスに変わって復刻して発売した仮面ライダーチップスが2回で今回3月に映画「シン・仮面ライダー」が劇場公開されることとなってリメイクした「シン・仮面ライダー」ではありますがスナックのおまけとしてのカードでの登場は3回目ともいえます。
もちろん過去の2回とも購入しているので今回も同様にタイムリーで購入しています。
2月6日(月)にコンビニを中心に数量限定(無くなりしだい終了)で発売(価格は120円で50年前の20円より価格は6倍も上昇)していたのですが数日前に遅れて発売を知ったので、既にコンビニ廻りをしてもなかなか見つからない状況ではあります。
ライダーチップスでも上記のような状況な中、更にレアな品として復刻版の「シン・仮面ライダースナック」(チップスではなく当時と同じレシピで作られたスナックが中身の3袋とカード全48種類、オリジナルのカードアルバム1冊がセット)は一瞬発売されましたが、カルビーによれば「大量のアクセスがあり、サイトが表示できない、アクセスできない状態になった」といい、そのまま販売を休止となっています。
まずは探せばまだ購入可能なライダーチップスは何個かは大人買いして運よく「ラッキーカードも1枚ゲットしましたが、フルコンプリートにはほど遠く、暫くはコンビニに行く際は要チェックであったら即購入でフルコンプリートを目指したいと思います。
画像上段と2段目の計4枚は「シン・仮面ライダーチップス」とカードです。
画像3段目と4段目は以前コレクションでも紹介しましたが昭和40年代の当時物の仮面ライダーカードのコレクションです。
ついでにライダーカードの歴史を過去の私の投稿記事を流用して少し説明します。
1971年に発売された仮面ライダーカードは、子どもの頃に人生最初のコレクションでもあり、スナック菓子のおまけについていた仮面ライダーカードです。
スナック菓子のおまけとして今も続いているのはプロ野球カードくらいかも知れませんが、おまけでなく、カード自体を単独販売しているカードは現在国内外問わず多岐にわたっています。
仮面ライダーカードは1971年末(全国販売は1972年)にカルビー製菓から発売されたスナック菓子20円に1枚おまけで付いていたカードです。
それまでグリコのおまけもありましたが、スナックとセットに販売したアイデアは、それまで無かった中、仮面ライダーブームと合わさって大ブームとなりました。
私が幼稚園時代となりますが、近所にあるS先輩のタバコ屋さん(昔食料品やお菓子も売っていた)に毎日一日1袋20円を親や叔父にあたり構わずせがんで1個買ってもらって集めていました。
仮面ライダースナック(カード)は仮面ライダーの放映期間が1973年に終了してからは次作の仮面ライダーV3のV3カードとして引き継がれますが、ピークの1972年は1日100万袋を超え15カ月の間に6億2000万袋を売上た空前の大ヒット商品であります。
これは平均すると当時の男子児童一人当たり85袋の計算となります。
現在は子どもに限らず大人も大人買いや転売目的など売り上げに占めるニーズは様々ですが、当時は100%近く子どもしか買わなかった時代だけに想像を絶する大ヒットと言えます。
このカードはブロマイド的な要素ではなく、表には仮面ライダーの活躍シーンや登場する怪人の種類となっていて、それもTV放映より先取りした内容で最新情報が得られます。
裏には仮面ライダーのデータやTVでは知ることのできなかった怪人の出身地や細かな特徴が書かれた図鑑的要素もあったことも、子どもたちには、たまらなかった要素です。(幼稚園児だった私が仮面ライダーカードにはまったおかげでカードに記載されているカタカナと漢字を全て読めるようになりました。)
そして何枚かの一枚に当たりカードが存在し、「ラッキーカード」と印刷されたそのカードはカルビーに郵送するとカードを数十枚収納できるアルバムを貰うことができ、私も何枚も送ってアルバムを貰いました。
現在郵送しなかったラッキーカードを所有していますが当時ほとんどのラッキーカードは当たった人がアルバムをもらうために郵送してしまっていることから現在は高値がついています。
後から知った事ですが、ラッキーカードを送って返却を希望した人には赤い字で「S」と書かれて返却してくれたそうで、私は知らなかったので返却希望せずに郵送してしまっていました。
ラッキーカードの価値は絵柄や状態によって珍しいものは100万を超えるものもあり、また他の怪人カードもレアなものやエラーカードなどを中心に高値で取引されています。(ラッキーカードやエラーカードもコレクションとして持っています)
また、残念な社会現象として買ったスナックをカードだけ取って捨てる「ライダースナック投棄事件」が全国的に起こり、カルビー側はその後のパッケージに「お菓子を残さず食べよう」と印刷することとなりました。
ライダースナックは、多くの人から聞くことと私の記憶も同じですが味は美味しくないかったことを覚えています。
私はそれでも捨てたこと無く、食べるか空地の基地の非常食として近所の仲間たちと食べていました。(今では毒が入ってなど危険極まりないことですが捨ててあったライダースナックまで振舞っていました。)
子ども時代に仮面ライダースナックでカードをたくさん集め、変身ベルトを装着し仮面ライダーの風防付き補助輪付きの自転車で町中走り回っていた事や変身ベルトを装着し2メートル位の高所から変身 トゥォーッ!と飛び降り捻挫したりと、懐かしさが込み上げて参ります。
また、当時近所の同年代の子ども達にショッカー役や怪人や女の子は蜂女(たまに機嫌がいい時に偽ライダー)ばかりさせてTVのショッカーと同じに「ヒー」しか言ってはいけないと。
子ども時代で知らなかったとは言え北朝鮮ばりに言論の自由を奪っていたのではとも思い後悔しておりますが、近所のショッカー役たちも私がいないときは、仮面ライダー役などもやっていたようなので思い出と言うことで。
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