昨晩は仕事の帰りも遅かったのですが帰宅後に遅めの夕食を食べた後、カブトムシやクワガタがもう出て来ているはずだとふと思ったら捕まえに行きたくなっていざ出動!

目的地は車で数分の去年カブトムシを捕まえたクヌギの木。

そしてノコギリクワガタを数匹ゲット。

画像のノコギリクワガタは1番上は中くらいのオス(子どもの頃の呼び名は兵隊)。2段目の画像は角が美しい曲線のビックサイズのノコギリクワガタのオス(子どもの頃の呼び名はバッファローとか山鬼)とメス。もう1匹は見つけた時にメスに一瞬思ったくらい小さいノコギリクワガタの可愛いオス。網を持ってないので地上3メートルほどにいたので近くの長めの枝を探してきて上に逃げられないように上部から突っつくように落として捕まえている中、他にカブトムシのメスもいたのですがノコギリクワガタを捕まえてる間に樹の裏かどこかに逃げられた。

毎年地元の小学校から教材用に欲しいとオファーがあるのでカブトムシも近々捕まえたら学校や飼いたがっているお客様や知人宅などに持って行くつもりです。犬や猫と同じく虫も命あるペットとして大切に育てる経験は成長過程でとても大切な事です。

虫も同じ地球の食物連鎖を担う大切な生物であって、命ある生き物でもあります。

そして意外と気づいてない人もいますが昆虫も食物連鎖に欠かせない存在でもあります。昆虫が地球から消えたらまず虫を食べる動物が絶滅します。次に多くの栽培植物は虫が花粉を運ぶ虫媒花です。花粉を運ぶものがいなければ花の咲く植物は全滅です。稲や麦は風媒花ですから栽培できるかもしれませんが、リンゴ・ミカン・・・果実はできないしそうなれば種ができませんので新しく生えてくることはありません。多くの広葉樹と果実を食べる動物と食物連鎖でつながった生物は絶滅に近い打撃を受け、結果的に人間は生きていけない地球になります。食べ物だけでなく死骸の分解も虫が担っているために衛生的にも悪化して様々な疫病も蔓延するはずです。

見た目や危険性も中にはあるので虫を嫌がったり気持ち悪がるのもわかりますが見方を少し変えて生物の誕生の起源まで遡れば虫も人間も繋がっているとも言える。(一説には昆虫は特異な性質から地球で誕生でなく宇宙から地球にきた隕石などから進化したと考える専門家もいますが)

色々思うところはありますが多くの児童たちや子ども達にはその小さな生物や命を大切に思う気持ちを育てるという事から心で感じてもらえればと思っています。

たまには大人も子どもの頃を思い出して自然の中の生き物を見たり童心に返って育ててみるのも良いものですよ。

 

 

 以上、「クワガタ編」でした。