【乗馬】クレイン東海でベーシック馬場を卒業しました -同じ乗馬初心者向けの体験記- | ウサコッツ飼育日記 アメブロ版

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以前の日記「【乗馬】クレイン東海でベーシック馬場を卒業しました -同じ乗馬初心者向けの体験記-」を書いてから1ヶ月月でベーシック馬場を卒業しました。とはいえ、このベーシックというコースはクレインオリジナルのクラス分けで、このコースの位置づけはこんな風になっています。
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クレイン東海に通っている人向け情報 -鞍数とクラス-

私がそれぞれのコースを修了したのは、以下の鞍数です。

ベーシック駈足B 59鞍目(5鞍が馬場、残りの8鞍はベーシック馬場として騎乗)
ベーシック馬場 45鞍目(3鞍が馬場、残りの1鞍はベーシックAとして騎乗)
ベーシックA 41鞍目(13鞍)
ベーシックB 27鞍目(13鞍)
ベーシックC 15鞍目

クレインとしては、ベーシック駈足Bは、実際に乗っている時間が45分 / 受講者数となり、3名いた時は15分しか乗れなかったので、これのために片道1時間かけて通うのもばからしく思い、馬場ものっていきましたので、鞍数はかなり多くなっていますが、実際は5鞍で、3名だったことが2回、残りは2名での受講でしたので、時間で言えば98分(普通の2鞍分)くらいでしょうか?

クレイン東海に通っている人向け情報 -ベーシック駈足Bのポイント-

このクラスでは、駈足に慣れるが目標ですね。まあ最初は怖いです。跳ね飛ばされるかもと思います。

でも安心してください。このクラス、マンツーマンで先生が長馬索を持って走りますので、言われるがままに走っていたら終わりました。上でも書きましたけど、実際に乗った時間は100分にも満たないので、最も短いクラスだったと思います。

このクラスでのおすすめの教員は、

菊池先生

です。優しく教えてくれますよ。

クレイン東海に通っている人向け情報 -ベーシック馬場のポイント-

今回のクラス、ベーシック馬場では、こんなチェック項目があります。

1.蹄跡行進ができる
2.軽速歩と正反動の切り替えができる(駈歩の準備として、5歩程度の正反動ができる)
3.手前変換の誘導をすることができる(右手前の蹄跡行進をすることができる)
4.軽速歩の手前の合わせ方を理解している
5.ブレーキ(移行)時に上体のバランスバックができる

ベーシックAに、正反動が加わったような感じですね。色々と書いてありますが、教員の方としては、ポイントとして自分で馬房から馬を出して馬装を行い、レッスンに参加できていれば概ね問題ないとのことです。

正反動については、1回も説明ないままに授業が進んでいきましたので、事前に勉強しておいてねってことでしょうね。私も一応YouTubeで予習はしていきました。

参考になった動画を掲載します。ベーシック馬場では、これまでのクラスよりも軽速歩をする時間が長く、これの維持が課題だったと個人的に思っています。下に挙げた動画は、正反動、軽速歩の維持に役立ちそうな動画をあげました。全部見るのは面倒だという方に、私が参考にしたポイントを抜粋しますと、こんな感じです。

〇日本人は骨盤が後傾しており、乗馬中跳ねやすい。お腹を少し前へ突き出すくらいの姿勢をキープする
〇正反動の体重比率は、鞍7:鐙3、軽速歩の体重比率は鞍3、鐙7。鐙に体重をかけると正反動で跳ねる。
〇軽速歩の維持をしようと思うなら、足の合図を的確に行う。


シャムロック乗馬TV:正反撞の練習法/なぜお尻は跳ねるのか?


シャムロック乗馬TV:違う、脚じゃない!/駈歩発進したいのに速歩になってしまう貴方へ

シャムロック乗馬TV:正反撞と軽速歩の間に/駈歩が3歩以上続かないあなたへ

シャムロック乗馬TV:元気良く走りたい!馬を活発にしたい!/「速い」と「活発」の違いとは?

ちなみにベーシック馬場では以下の先生が良かったですね。

小野先生
中野先生


このお二人は、アドバイスが適格だと思います。

クレイン東海に通っている人向け情報 -ベーシックAのポイント-

私が感じているのは、ベーシックAで一番困るのは馬装ではないでしょうか?ベーシックAのチェックポイントは、馬装に関してかなり細かいポイントを挙げています。

1.必要な道具を理解し、場所がわかる
2.馬装の手順を理解している
3.厩舎からの馬の出し入れができる
4.馬装を1名でできる
5.手入れをおおむね一人で行える

これに加えて、

6.騎乗後の馬装点検ができる
7.基本姿勢を保ったまま軽速歩の継続ができる
8.軽速歩の脚の使い方を理解し、速歩で馬間距離をとることができる
9.常歩で開き手綱による誘導ができる
10.常歩で踵の上下動・つま先の開閉を行うことができる(拍車の使用ができる)

の10項目を抑える必要があります。

で困るのは馬装に関してです。教員によって、じゃんけんによる抽選かやりたい人の申告でしか馬装をさせてくれず、他の人は見ていてねという人のほうが多いです。これをどの時間帯に受講しても一旦馬装を解除してまでちゃんとやらしてくれる教員は

小野先生
菊池先生


のみです。他の先生もまんべんなく受講しましたが、これが理由で他の先生の受講は止めました。名前をあげると悪口になってしまいますので言いませんが、中にはもたついていると、途中で手綱を取り上げて離れて見ていてという教員もいました。

しかし自分と相性のいい先生がいるのであれば、「午前中の一番早いベーシックAの枠」で受講してください。これには理由があって、一番早い時間帯なら馬装はついていませんので、他の教員の授業でも馬装はできます。知識で知っていても暴れる馬、一旦つけたけど首を振って外してしまう馬などいます。なので、数をこなさないとベーシックAは卒業できません。

他には結構言われるのが、馬間距離と脚の使い方ですね。ベーシックAからは、ベーシックBCとは違って少し扱いにくい馬にも乗るようになります。なので、自分が気を付けて馬を操らないと、前の馬を自分の馬が噛みに行ったりもします。
実際、私が参加していた授業では、48鞍目の若い男性が乗っている馬が、馬間距離を少し詰め気味で乗っていると突然走り出し前の馬を噛んでしまい、噛まれた馬が驚いて走り出すという玉突き衝突みたいなできごともありました。

脚の使い方は、ベーシックBCの頃はおっとりした馬が多いので反応も悪く、脚で蹴って走らせるように指導を受けたりしたかと思いますが、これをベーシックAの馬でやると、すごい勢いで加速するか、怒って乗っている人に全力で反抗してきます。
なので、これを避けるために、腹部を優しく圧迫して馬が扱えるようにしましょう。

拍車については、一応つけておいてください。使わなくても、1回も装着していないと、チェックリストを満たせません。

後の軽速歩については、正直、クラスの参加人数が多いこともあり、またうまく走らせられない人がクラスにいれば全然走れないまま終わることもありますので、これまでの経験を復習する感じでいいかと思います。

最後にもう一つ、このクラスは私がおすすめするのは、連続で2コマ受講しないことです。連続で受講すると、2つの問題がります。

1.終了後のミーティングが受けられない
2.馬装講習が既に始まっているところに途中から参加する

この問題のせいで、何が悪かったのかを振り返れず、馬装も中途半端な状態になってしまいます。ですので、私は6鞍目(3日間)以降は1日1コマしか受講しなくしました。こうしてから、馬装もうまくできるようになりました。

クレイン東海に通っている人向け情報 -ベーシックBのポイント-

今妻がベーシックBを受講中ですので、こちらのポイントもまとめてみます。
ベーシックBのチェックリストでは、

1.常歩での馬間距離を調整することができる
2.気を付け(手綱を張った状態)をすることができる
3.踵をさげて鐙が踏める
4.軽打もしくは圧迫することで速歩発進ができる
5.サドルホルダーから手を放して軽速歩ができる

の項目を満たせば良いとなっています。このクラスでは最後までチェックリストをもらえなかったのは、「2.気を付け(手綱を張った状態)をすることができる」でした。理由は手綱がうまく張れていないといわれることが多くありました。

これについては妻も悩んでいました。悩む理由は、教員によって手綱を張るという定義や教え方が違うからです。いつも2コマ続きで受講していたのですが、直前の教員が良いと言っていた手綱の張り方を次の授業の教員に否定されるという意味の分からない状態が続き、このままではベーシックBを卒業できないと考え、私は6鞍目(3日間)以降は最もわかりやすい指導をする教員の授業のみを受けることにしました。

尚、この頃に参考にした手綱の張り方についての解説動画でわかりやすかったものをご紹介します。






このクラスでのおすすめの教員は、

志賀先生

です。妻も同意見なので、教え方はうまいと思います。

クレイン東海に通っている人向け情報 -ベーシックCのポイント-

このベーシックCについては忘れつつありますが、過去の日記や乗馬手帳を見ると、軽速歩での立ち上がり、鐙の踏み方などで悩んでいたようです。この頃はもっともYouTubeを見ていて、毎回授業まえに色々な動画を見てコツを覚えようと必死でした。

この頃に参考にしていた動画をご紹介します。






最初の頃は、つま先だけで鐙を踏んで立つと、普段そんな脚の使い方死ないので、怖かった記憶があります。また色々と初めてのことばかりで、乗馬クラブの雰囲気に慣れるまでに時間がかかった記憶がありますね。

このクラスでのおすすめの教員は、

志賀先生
伊藤先生

です。特に伊藤先生はベーシックCしか受け持っていないようですが、私としては一番教え方はうまいと思います。理由はなぜそれをしなければならないのかを、馬の立場、人間の立場から理論的に教えてくれるからです。

まとめ

まだ4級ライセンスもとっていない人間のアドバイスなので参考になるかはわかりませんが、今回これを書いた理由が、まず乗馬に関して同じレッスンを受ける立場の人目線の情報が少ないこと、クレイン系列の授業に関しての情報がほとんどないことから、情報提供と自身の振り返りもかねて今回情報をまとめました。

私が思うに、早めにクラスを卒業するためには、

1.早めにクラスごとに自分にあった教員を見つけ、同じ教員の授業を受ける
※教え方の違いで混乱しないためのコツ
2.毎回いわれるアドバイスについては、YouTubeなどで自分なりにコツを見出しておく
3.1日にレッスンをただ詰め込むのではなく、日数を多めに来るなどしたほうが良いこともある
※ベーシックAの馬装など
4.馬装関連に関しては苦手意識を持たず、機会があれば積極的にやらせてもらう
※そもそも教員によっては、見ているだけになりがちです

の4つのポイントを踏まえて、授業を受けると良いと思っています。