みなさん、こんにちは!
ちょっと前の話ですが、先週2月14日はバレンタインデーでしたね
コロナ禍で直接チョコをあげられなくても大切な人に気持ちを伝えることができたと思います
さて、その2月14日に富士通スタジアムにて「アンプティサッカー」の
テクニカルトレーニングキャンプが行われました
アンプティサッカーとは主に上肢、下肢の切断障がいを持った選手が、
クラッチという杖を軸に片足でボールをコントロールする「サッカー」です。
基本的なルールはサッカーと同様ですが、
少年サッカーと同等サイズのフィールドサイズやゴールだったり、
1チーム7人制(フィールド6人、ゴールキーパー1人)や、オフサイドがなし
など、アンプティサッカー独自のルールも存在しています。
↑GKは片手で守備の練習を行っていました。
過去には中村憲剛さんや小林悠選手などのプロサッカー選手も挑戦するも
その大変さに苦戦するほど難易度が高く、見ごたえのある競技となっています。
その時の動画はこちら
↓
実は日本アンプティサッカー選手権大会は川崎市と共催大会であり、
2015年からはすべて富士通スタジアム川崎で行われてきました!
日本アンプティサッカー協会の関根さんによると、
まずクラッチの長さや太さに規定はなく、選手ひとりひとりに
動きやすい長さや太さが存在するそうです!
ちなみに上半身の筋肉量が多い欧米人はクラッチを短く、
筋肉量が少ない日本人はクラッチを長くする人が多いみたいです。
↑こちらがクラッチ。大きさが違うことがわかります
さらにスピード・テクニックが求められるため、年齢・性別を問わず競技を行うことができます。
また障がい者スポーツ特有の専用器具を必要としないため、
健常者と障がい者が一緒にできるのも特色です
今回スタッフの大木さんと私もアンプティサッカーを体験してきました!
サッカー経験のある大木さんはすぐにコツをつかみ早い段階でパス交換までたどり着いてました
一方私はバドミントンをやっていたので腕力には自信があったのですが
最初の一歩目から腕が痛くなってしまいました
その後は大木さんに教えてもらいながらなんとかパスまでたどり着きました…
すでに上半身の筋肉痛の予感がします (このあと脇と腕が3日間パンパンでした)
実際の練習を見させてもらったところ、ケンケンなどの基礎運動から腕だけでなく
上半身全体を大きく使ったシュートなどの実践的な練習をしていました。
特にパスを足元でピタっと止める練習は基本的なことながら見ごたえがありました。
GKは片腕で行うことからポジションの確認や瞬発力が求められるセービングの練習を見ることができました。
各々腕の長さや健側がどちらなのかによってポジションが変わるため、綿密な調整が大切になります
アンプティサッカーは本当に一度実際に見ていただきたいです!
障がい者スポーツという概念が変わります!
昨年の日本アンプティサッカー選手権大会は、新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが、
今年こそ迫力ある試合をまた見たいですね
そのときは是非富士通スタジアム川崎までお越しください
それではまた!
富士通スタジアム川崎
蓜島