昨日は午前中は4年生の卒業研究指導でした。
N君は入浴動作を通所サービス利用者に聞き取り調査をしました。
N君は入浴動作そのものの動作解析がしたかったようでした。
でも入浴動作は難しい。
身体面から環境面などに加えて心理面の影響もあります。
入浴動作で攻めるのであれば、まずは実践把握が必要でした。
N君には高齢障害者の生の声を聞いてもらいました。
いろいろなことがわかったと思います。
そして、理学療法士が在宅での入浴にあんまり関与していないことも。
運動機能向上がADL改善になると思っていることが幻想であることも。
考察を中心に修正して一段落しました。
その後、受倹同人さんのところに行って新事業を見てもらいました。
受倹同人さんは運命鑑定などの占いをしています。
なんと、今年の2月中旬からは運気がダウン。
2月上旬までにやりたいことをやりなさいとのこと。
1月中に会社を立ち上げることにしました。
午後はリハビリコンサルで野辺地にある老健のへじに。
まずは職員への講話でした。
タイトルは整形外科疾患に対する理学療法でした。
講話の前の状況をパチリ。
続々と職員が集まってきました。
整形外科疾患への理学療法について言った内容は
1)ほとんどが関節可動の制限、筋力低下、痛みの症状を持つ
2)痛みには物理療法があるが、鎮痛薬と同じで対症療法にすぎないこと。
3)マッサージも同様で一時効果はあるが、対症治療でしかないこと。
4)痛みがあったら積極的な歩行練習や荷重練習はタブーだと言うこと。
5)老人で多いダーメンコルセットの功罪をかんがえること。
と言ったことを中心にお話をしました。
その後、実際に理学療法士Y君への指導です。
メドマーで下肢の浮腫を緩和しながら上肢体幹の関節可動をしています。
この方は15年前にお酒を飲んでふらつき転んで頸椎損傷になった80歳男性です。
やることは関節可動域訓練に集約されているようでした。
いままで長年ルーチンにやってきた訓練を変えることは至難の業。
でも、理学療法をやるならきちんとした目標設定は必要かと思います。
慢性患者の理学療法の難しさです。
次に、左片麻痺の60歳代男性で、装具を外したら反張膝が強くなったそうです。
腓腹筋の緊張が強いことが主原因ですが、立脚時の骨盤後進も影響しています。
まずは勉強している義肢装具士に相談することが肝心と思います。
餅は餅屋。
自己判断の危険性を理解し、ネットワークを利用し総合判断する癖をつけて欲しい。
そんなことを思いました。
夜は、アトリエジャパンの経営者へのコンサル
次週はスタッフ全員を集めてのアトリエジャパン運営会議をする予定です。
そこで、今後の方針とスタッフの統一感を図りたいと思います。
徐々にアトリエジャパンスタッフを情熱ある戦闘集団にしていきます。
細かい内容は企業秘密ですが、いろいろな仕掛けを考えています。
こうご期待ですね。