前回の【高校入試2019】では、私立高校の学費をご紹介しました。
…埼玉県の私立高校の補助金は全国でもトップクラスで高いです![ウシシ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/058.png)
特に1年生の時は色々と含めると年額100万円近くになると衝撃を受けた人も多いことでしょう![ポーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/040.png)
![ポーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/040.png)
《参考リンク》
前回でも予告した通り、埼玉県では私立高校に関する補助金が非常に充実しており、私立高校も志願しやすくなっております。
それでは、埼玉県で基本となる3つの補助金制度について解説して参りましょう![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/023.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/023.png)
高等学校等就学支援金
私立高校に対する主要な補助金の中に高等学校等修学支援金があります![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
こちらは県が支給しているものではなく、国が支援しているもので、返済は不要です。
国がやっている支援事業なので、全国同じように受け取ることができ、県外私立高校に行く人も対象になります。
この支援金制度は公立高校にも同様に存在しますが、家庭事情によっては公立高校の補助金よりも多額の補助を受けとることができますよ![ルンルン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/087.png)
![ルンルン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/087.png)
補助金を受け取ることができるのはだいたいの年収が910万円未満の家庭です。
詳細に書くと、補助金を受け取れる条件は住民税所得割額が50万7000円未満であることですね。
補助金の最低額は年額11万8000円で、年収が少ないと更に多くの額をもらえますが書いても意味が無いため、詳細については以下のページをご確認ください![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/072.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/072.png)
《参考リンク》
県の父母負担軽減事業補助金
こちらは国ではなく、県が実施している事業です![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
ですから、先ほどの補助金とは違い、県外私立に行く場合や、県外から県内私立に進学する場合は適用されません。
しかし、この補助金が最も強力な補助金となっており、欠かせない補助金になっています![ウシシ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/058.png)
![ウシシ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/058.png)
補助金を受け取れる世帯は年収がだいたい609万円未満の家庭となります。
補助の内容はまず、先ほど紹介した国の就学支援金とあわせて県内私立高校の平均授業料である37万8000円までを補助します。
つまり、年収609万円未満の家庭であれば授業料が実質的に無償となるのですね![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
ちなみに、多子世帯であれば、年収720万円未満の家庭が実質無償に、生活保護や家庭事情が大きく変化した場合は授業料が完全に無償となりますので、詳しくは上に掲載した参考リンクのところをクリックしてください。
次に、入学金軽減補助として入学時に一律10万円を補助してくれます![グッド!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
![グッド!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/187.gif)
しかし、以前書いたように入学金の相場は25万円程度ですから、全額は補助してくれないことは知っておいてください。
最後に年収が500万円未満の世帯に施設費等の支援として県内私立の平均額である20万円まで補助してくれます![ブルー音符](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/144.png)
![ブルー音符](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/144.png)
こちらも生活保護世帯や家庭事情が急変した場合は完全に無償となります。
補助金の詳細については以下のホームページをチェックしてください![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/028.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/028.png)
補助金額を試算できる資料もありますので、自分の家庭はどれぐらいの補助が受けられるのか気になる方はぜひ試してみてくださいね。
埼玉県私立高校等奨学のための給付金
こちらは上記に比べたら対象者がかなり少ないのですが、人によってはこれも重要なものになると思います![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
この給付金の支給条件は県、市町村の所得割が非課税である場合か生活保護を受けている家庭となります。
こちらの給付金は県外に進学しても受けることができるんですよ![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
詳細は以下のホームページをご確認ください![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
![下矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/121.png)
文部科学省による「私立高校の授業料の実質無償化」についての補足
昨今の報道や発表にあるように、2020年4月から私立高校の実質無償化が実施されることになりました。
この事業により、年収目安590万円未満(年収目安については行政ホームページをお確かめください)の家庭を対象に就学支援金が増額されます。
支給される金額はまだ定かではありませんが、私立高校授業料の全国平均額である年額40万円ほどが支給されるようです(地域によって異なる場合もあります)。
埼玉県では今までこの「就学支援金」と先ほど書いた「県の父母負担軽減事業補助金」にて、年収目安609万円未満の家族に年額37万8000円(県内私立高校の平均的な学費)を補助してきました。
この2つの補助で埼玉県では事実上の私立高校無償化を果たしてきたため、埼玉県在住で埼玉県の私立高校に在学している方については半数以上の家庭で支給額上がらない可能性が極めて高いです(年収目安610万円以上の家庭も多分上がりません)。
(ただし、通っている高校の授業料が37万8000円以上の場合は40万円程度までであれば補助金が増額される可能性があります)
一方、埼玉県在住で埼玉県外の私立高校に在学している場合今まで授業料が全額補助されるため、私立高校無償化の恩恵を十分に受け取れるかと思われます。
私立無償化によって私立高校には入りやすくなりますが、それでも私立高校に納める費用は公立高校よりお高めになるので、無償化したからと言って安易に考えるのは避けた方が良いかと思います。
昨今の報道や発表にあるように、2020年4月から私立高校の実質無償化が実施されることになりました。
この事業により、年収目安590万円未満(年収目安については行政ホームページをお確かめください)の家庭を対象に就学支援金が増額されます。
支給される金額はまだ定かではありませんが、私立高校授業料の全国平均額である年額40万円ほどが支給されるようです(地域によって異なる場合もあります)。
埼玉県では今までこの「就学支援金」と先ほど書いた「県の父母負担軽減事業補助金」にて、年収目安609万円未満の家族に年額37万8000円(県内私立高校の平均的な学費)を補助してきました。
この2つの補助で埼玉県では事実上の私立高校無償化を果たしてきたため、埼玉県在住で埼玉県の私立高校に在学している方については半数以上の家庭で支給額上がらない可能性が極めて高いです(年収目安610万円以上の家庭も多分上がりません)。
(ただし、通っている高校の授業料が37万8000円以上の場合は40万円程度までであれば補助金が増額される可能性があります)
一方、埼玉県在住で埼玉県外の私立高校に在学している場合今まで授業料が全額補助されるため、私立高校無償化の恩恵を十分に受け取れるかと思われます。
私立無償化によって私立高校には入りやすくなりますが、それでも私立高校に納める費用は公立高校よりお高めになるので、無償化したからと言って安易に考えるのは避けた方が良いかと思います。
以上、埼玉県私立高校の補助金をご紹介しました![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
補助金はこの他にも様々なものがありますので、対象者はそれも積極的に活用していってくださいね。
…埼玉県の私立高校の補助金は全国でもトップクラスで高いです
![ウシシ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/058.png)
多くの方が受けられる上2つの補助金を合わせると1年次で最大で約68万円ほどの補助を受けることができるぐらいです。
一方で、残りの30万円程度は自費で支払わなければならないため、公立高校よりも10万円程度は学費が高いことは理解してもらえるとありがたいです。
何度も書きますが、私立高校の学費は学校によって大きく変わるので、学費の詳細は各学校のホームページをご確認くださいね![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
私立高校の学費はお高いですが、補助金も充実していますので、ぜひ私立高校も進路の選択肢の1つにしてみてくださいね![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/023.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/023.png)