早いものです。
昨日4月24日で娘の暖(ひなた)3歳になりましたのです。
本当に早い。ビュンビュンに時が過ぎていくよ。おい、時よ。そんなに急いでどこへいくんだよ。
まあね、分母が大きくなればそれだけ早く感じるのは分かるけれどさ。
まあ、暖さん中の3年と、僕らの3年はそら違うでしょう。
しかしどういった3年だったんだろうね、今、3歳の3年は。
僕らなんか、だいたい3歳の時の記憶なんかないもんねえ。
ある?3歳の時の記憶。あるの?天才ね、きみ。
ああ、だから、あれか。今現在、暖が
「ちちー!』
と言って抱きついてきてくれたり、ほっぺにチュウしてくれたりするの、あれ、将来全然覚えてないつうことか。寂しいな。みんな、そうなんだろうな。
ちょうど3年前の24日は根本宗子ちゃんの「忍者女子高生(仮)」
の本番中でした。
https://ameblo.jp/kawamotonaru/entry-12154090984.html
ブログに残ってるなあ。その日のことを綴ってる。
だからあれだ。ブログ書いとくといいんだ。
この過去の文章は、このくらいの分量だけれど、それを糸口として、そこから数珠つなぎのように色んな記憶、出来事を思い出す。
記憶は全てスリープ状態にあるのだ。
その、パスワードみたいなものだ、メモするということは。
書こう。ブログ!もっと書こう。何度目だ、これ言うの、やあね、俺バカ。
でもあれだな、3歳の時の自分の写真見ても3歳の時はスリープ状態になってないな。思い出さねえもん。寂しいな。
親もそう思ってるんだろうな。
まだ、スリープ機能が身についてないのか。
ドラクエみたいに、レベルがある程度上がらないと覚えないやつだ。
ルーラってレベルいくつくらいで覚えるんだけ?
記憶のルーラだね。かっこいいな。歌か小説にしよう「記憶のルーラ」
あ、ダメだ、あんまりかっこよくないな、むしろダサい。
3年前の今日4月25日は、初めて暖さんに会ったんだ。
朝起きて病院まで向かったんだ。
https://ameblo.jp/kawamotonaru/entry-12154437995.html
ああ、春風がとても暖かく、木々が柔らかく揺れておりました。
日差しを感じながら病院へ向かったっけ。
昨日は僕も突然に休みになったものだから、暖と一緒に過ごしました。
なんだかとっても喋っています。
会話をしているのです。
あれ?なんだろう。不思議だなあ。
そう考えると改めて、不思議だ。
3年はあっという間でしたが、こうして、今、普通に会話をしている。
3年の間にこんなに成長したのだなあ。
俺は、俺たちは成長したのかなあ。
そう考えると、佳代さん、暖さんの存在がなければ、ソロ公演も、ラビトンもなかった。他にもたくさん。
いや、今こうしてパソコンを開いている自宅。
暖の誕生をきっかけに妻の実家の近くに引っ越したのですが、ここにもいないわけだ。身を包む環境、全てが変化した。
ちょっと、キーボード打つ手を止めて、家の中を見渡してみた。
今こうして目に見える、ほとんどのものが、いや、何もかもと言ってもいいなあ。結婚して、暖さんも登場してから増えた「モノ達」だ。
畳んである子供服や、おもちゃのキッチン、子供用の椅子、人形、ぬいぐるみ、ディズニーシーで撮った写真も飾ってあるなあ。2歳の時か。食器も増えたなあ。ちっちゃいグラスがあったりなんかする。
そして壁にはハッピーバースデーの飾り。
誕生日当日、暖さんが起きる前に佳代さんが壁につけました。
そして、床には風船。僕が、少々二日酔いの中、膨らました。
ここに散らばる全ての風船が、酒気帯び運転検査にひっかかる中身でしょう。
ああ、なんだか感慨深いな。
こうして人は涙脆くなるのです。勝手に想像して、勝手に泣くのです。馬鹿でしょう。みなさん、笑ってください。
とにかく、無事3歳になりました。
暖も、親の僕らも。
昨日も暖かかった。
そうだ、この季節のこの風の感じだったなあ。ロマンチストですね。
より一層、頑張っていかなければ。