【J1第17節】東京ヴェルディ、5得点勝利_守備に課題はありましたが3-4-2-1がハマりました | ビートニク酒場

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◾️東京ヴェルディ5-3 札幌@味の素スタジアム

 

前節は神戸に勝利。その前に、町田に5失点の大敗をしてから、この神戸戦がターニングポイントになりましたが、上向きにさせたこの結果は大きいです。上位の神戸に対して敗れるような結果になっていたら、上位には力負けすると自信を失っていたと思います。神戸戦では、3バックを採用して、神戸をクリーンシートに抑えた守備は大いに自信に繋がったはずです。

 

札幌戦スタメン

前節神戸戦からスタメン変更は1人。松橋優安に変わって、コロスケがスタメン入りしました。前節同様に3バックを採用しています。

 

結果は、5-3で勝利

 

前節同様に3バック

今節は、3-4-2-1のフォーメーションがハマりました。攻撃面では、木村勇大、染野唯月がそれぞれ2得点、さらに見木が1得点と今季最多の5得点で勝利しました。分かりやすく、この3枚で得点が出来ました。カンターでも木村勇大をトップに置いてカウンターを仕掛けていましたし、2枚シャドーがいたので3人のコンビネーションはバッチリで一気に攻め切ることが出来ました。

 

中盤の選手では、なぜか今節ではキャプテン森田がいつも以上に得点を狙っていました。試合開始の早い段階で明らかにいつもとプレースタイルが違い積極的に打っていましたが、途中から得点を意識して前に出過ぎて、2度仲間と接触していました。試合後のインタビューでも、「点を取りたいので。」と答えています。

誰かに何か言われたのでしょうか。結果は出ているので問題はないのですが、いつもとプレースタイルが違ったので気になりました。
 
問題があった守備面
守備の時には、両WBを下げて実質5バックにして固い守りを敷いています。特に、今節は先制して、前半を3-1で折り返しているので、堅く行けるのに後半早々に失点をして、最後に締めるところを失点しています。5バックにしている固い守備を活かすことが出来ていませんでした。試合後に城福浩監督は円陣の輪の中心で厳しい表情で守備について選手に言葉をかけていました。
 
キーマンになっているのは、WBの翁長聖。攻撃に参加してクロスを上げて、守備では5バックになるので上下動の激しくなります。それだけ消耗度の激しいポジションになりますが、翁長聖は体力がある選手。このWBでは、翁長聖のタスクは非常におおきくなります。
 
あとこのポジションに適しそうなのが、河村慶人。レアル・ソシエダ戦では以前と変わらないクロスを上げており、惜しいシュートも打っていました。上下動して、守備に攻撃にと体力を使うWBの位置は合うと思います。河村にまたレギュラーを脅かす活躍をしてもらえるとチームが活性化すると思うので、今後のプレーに期待しています。
 
最後に
やや守備に問題があったとは言え、3-4-2-1のフォーメーションがしっかりとハマった内容になりました。なお、山田楓貴が戻ってくると、3-4-2-1だとハマるポジションがありません。山田楓貴を活かすとなると、また4-4-2になると思います。フォーメーションのバリエーションが増えたことで、相手によって選択肢が増えました。今後のヴェルディの戦い方が、ますます楽しみになります。