川甚の歴史-江戸時代~大正時代- | 『川甚』若女将ブログ

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皆さま、是非ご高覧くださいませ。

柴又の地にて、食材にこだわり続けて230余年。

江戸は後期 寛政年間より今に続く江戸料亭 柴又 川甚でございます。

 

本日は、創業から大正時代までの川甚の歴史についてお話させていただきたいと思います。

 

 

川甚は、江戸時代は後期、寛政年間に創業いたしました。

230余年の歴史を今なお、柴又の地にて継承し続けております。

 

はて、なぜ 川甚 というのか…

『川甚』という名は、

沿いに佇む左衛門の料亭」

が由来でございます。

 

古くは江戸川の畔にあり、川から舟で直接、お部屋へお上がりいただける粋な造りでございました。

明治~大正にかけての写真にその姿が写されております。

その後、大正初期の河川の改修工事、昭和の国道の整備などで現在の場所へと移転いたしました。しかし今なお、本館から眺める江戸川や矢切の渡しの風景は、当時の空気を思い起こさせてくれます。

 

 

また、川甚は多くの文人の方々に愛され、

 

・幸田露伴「付焼刃」明治38年

・大町桂月「東京遊行記」明治39年

夏目漱石「彼岸過迄」明治45年

 ・谷崎潤一郎「羹」大正元年
・尾崎士郎「人生劇場」昭和8年

・獅子文六「大番」昭和31年

・松本清張「風の視線」昭和36年

・林芙美子「晩菊」平成4年

 

など、様々な文学作品に登場いたしております。

松本清張サイン

 

尾崎士郎サイン

 

 

川甚名物は、

上品な味わいの鰻重。

 

時節に合わせ作り上げる自家製酢味噌につけていただく鯉のあらい。

 

まさに江戸の味!江戸時代より受け継がれる江戸甘味噌で鯉を煮込む鯉こく。 

 

等々、江戸時代から変わらない川魚料理を現代に味わえることが、川甚の最大の魅力でございます。

是非、今に生きる江戸の魅力を、ここ川甚でたっぷりとご堪能くださいませ。

 

 

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【営業時間】

平日

ご昼食 11:00~15:00

ご夕食 17:00~21:00 (要予約)

土日祝日

11:00~21:00(17時以降要予約)

 

【定休日】水曜日

 

 

【ご利用可能人数】

1名様でご利用可能なお席から、最大100名様までの大広間までございます。

建物貸し切りの場合は、1階2階合わせて180名様のご利用が可能です。

 

 

【駐車場】

30台分の駐車スペースがございます。

お車でも安心してご利用いただけます車音符

 

 

【お問い合わせ・ご予約】

電話03-3657-5151

手紙info@kawajin.co.jp

 

 

【所在地】

〒125-0052

東京都葛飾区柴又7-19-14

 

 

【アクセス】

京成線柴又駅より徒歩10分ほど

 

 

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