今までリオ市内で比較的治安がよさそうなところは、ほとんど行った気がするので、二女マメックと目新しい観光スポットを探そうにもなかなか行くところがなくなってきました。セントロより北の方は治安がどんどん悪くなってきて、観光地として見るべきものもあまりないので出かけるところは限られてはいますが・・・
それで今日のお昼はネットで見つけたおしゃれそうなレストランで、ついでにその周辺を見て回る半日の旅に出発です。
メトロのグロリア駅で降りて、近いのだけど急な坂道が多く、途中の街中の治安もどうかわからないので、タクシーで行くことにします。ところがタクシーの運転手さんでもよくわからない場所・・・そんなところにちゃんとしたレストランがあるのだろうか不安・・・
これが噂の？レストランアプラジーヴェウ
山の斜面に沿って建てられているので入り口からはお店が見えません
入り口から階段またはエレベ―ターで下に降ります
コテージ風に分かれた店内に趣向の違ったテーブルが用意されています
タコのグリル
見た目以上に値段がすごいがおいしい
キノコのいっぱい入ったラザニアＲ＄６９
チーズ少な目でありがたいのだけど
その代りキノコが多すぎ
とにかく何かが限度を超えて多すぎるのがこちらの料理の特徴なのか・・・
フランベした苺が入ったアイスクリームＲ＄２８
他にミネラルウォーターＲ＄８
全部でR＄217
お昼としては許せないくらい高いのだけど
これがインフレ率急上昇、人件費高騰のブラジルでは
まかり通っているのだから不思議・・・
お昼でお客さんもひっきりなしにやってきて繁盛店です
スペイン風瓦屋根の家々が建ち並ぶサンタテレサの町の景色がすてき
ここだけ少しほかののリオの風景と違って
うらぶれた寂しさがかえって心を癒します
子どもの遊び場もあります
レストランの近くに前から気になっていたお城
Castelo Valentin
19世紀に建てられたネオロマンチック様式のAntônio Valentin の邸宅
今は８戸のアパルタメントに分割されて住居として使われているらしい
それで敷地内に入って見学はできないようです
残念ながら内部は見学できないので周辺を歩いてみましたが
ここから先はどうも環境が悪いので行かないほうがいいでしょう
サンタテレサの街は昔は修道院を中心に上流階級の住む町であったのが
今はセントロや南の海岸などの観光地からも遠く
不便な立地のためかすたれた街という印象です
かつての大邸宅のような歴史的建造物も残りますが
ファベーラというほどでもない小規模の貧しい作りの家々が混在しているので
全体的に治安はよくはない地域です
この道路に残る全く電車の通らない線路が気になるので
線路沿いに歩いて丘を下りてみようと思います
続く・・・