愛嬌というのはすごい。
すべての才能の中で頂点と言ってもいいかもしれない。
しかも、後天的に磨ける才能の一つである。
先日、我がホームグラウンドである
レッサーパンダの聖地、福井の西山動物園に
ラルクのHydeさんが来られたんですよ。
レッサーパンダを見に。
レサパンをグッズにしたりロック画面にしたりするくらい大好きなので。
Hydeさんと言えば、
覇王色の覇気でも使えるんじゃないか? ってくらい
オーラがビンビンの方だと思うんですけど
それがね、メロメロなんですよ。骨抜き。
「 花葬 とか歌ってごめん」ってくらいメロメロなんです。
わかる。
だって色々と短いもの。
『愛嬌とは自分より強いものを倒す柔かい武器である』
by夏目漱石
この漱石の言葉は本当に感じてて、
年齢に関わらず、愛嬌がある人は
周りを平和にするのだ。
接客業なんかでも怖いお客さんが来ても
愛嬌がある人には不思議なくらいやさしいよね。
アスリートでも、愛嬌がある人はファンも多い。
愛嬌は無敵なのだ。
そんな愛嬌ってどこから来るの?
っていうとさ、欠点を愛すところから来るのです。
可哀想という字は、可愛そうと書いても正解なんですが
可哀想と、可愛いの語源が同じだから。
欠点や嫌な出来事を自分で哀れんだら、可哀想になり
欠点や嫌な出来事すらも愛したら、可愛いになる。
ほら、人のダメなところや
失敗してるところを見て、それでも一生懸命だと
「可愛いな」って思うじゃないですか。
まさにそれ。
語源通り、哀れんだら可哀想になり、
愛でたら可愛いになるの。
同じ種なのに。
もやしと、えだまめと、大豆みたいなもの。
元は同じなのだ。
頂点の才能は、欠点が種になっているんだ。
きっとね、あなたも持ってると思う。その種を。
それを否定するんじゃなく、愛でるんだ。
それを哀れむんじゃなく、愛でるんだ。
愛でると、芽が出て、めでたくなるのだ♡
それでいいのだ。
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マメみたいに小さな生き物たちが頑張って生きるよ♡
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