「あると知ってる」
私達が生きてるこの世界では、
この「あると知ってる」というキーワードがとても重要になります。
四つ葉のクローバーを見つける人って
何度も見つけるじゃないですか。
あると知ってるからなんです。
「意外とあるんだよなぁ」
「この辺にあるだろうなぁ」
「ほら、あった」
と四葉のクローバーを見つけるんです。
あると知ってるからね。
外国の人ってね、
日本で風鈴の音に気付かないことが多いらしいのです。
私達なら、どこかで風鈴の音がなってたら
「あら、風鈴だわ♡綺麗な音」ってなるんだけど、
外国の方はその音に気付かない。
私達は、その音が夏の日本にはあると知ってるからです。
あると知ってると、見えてくるし、
あると知ってると、聴こえてくる。
お腹に命を授かると、沢山の妊婦さんが見えてきます。
ベビーカーを押してる人もたくさん見えてくるし
ベビーグッズもたくさん見えてきます。
子供用品のCMまで目に入るようになってきます。
あると知ると、自分の世界に増えていくのだ。
だから「友達いない」が口癖の人は、
本当に友達ができないようになっています。
だって、その言葉を言った目の前の人に
「あなたは友達じゃない」と言ってるようなもんだからね笑
向こうが信頼していた場合、残念極まりない発言になる。
名探偵が、事件解決をするのも同じで、
「現場にヒントや証拠があると知っている」から
小さな会話や、仕草から、事件を解決していくのだもんね。
あると知ると、自分の世界に増えていって
ないと言い続けると、自分の世界から消えていく。
なかなかファンタジーなルールをこの世界は用意しているのだ。
ルールというか、アルゴリズムに近いかな。
SNSはあなたが強く認識しているものが、表示される。
それと同じで、あると知ってるものが、強めに表示されるんだ。
これは、私達の魅力でも、才能でも、特技でも同じ。
チャンスやキッカケも同じ。
あると知ってると、自分の世界に増えていく。
ないと言い続けると、自分の世界から消えていく。
あるんだよ。
あると信じることから、増えていくんだよ。