こんにちは♪めしょんです。
思い出したくなる夏なんて、
いくつあってもいい！
って思っているタイプなのですが
思い出したくなることって、
なにかを始めたとき。
なにかに夢中になったとき。
だと思うんです。
恋が始まって、恋に夢中になったときとか、
やりがいが始まって、仕事に夢中になったときとか。
でも、不思議なことに
私がついつい思い出しちゃうのは、
ピンチのとき。笑
なんでだろ。
思い出したくなる日といえば、
ブログがアカウントごと削除されたとき。
（このブログは二代目です）
あの日の私は、ちょっとかっこよかった。
検索にも超強く、大好きなブログがなくなって
頭が真っ白になったけど、
真っ白のキャンバスに、めちゃくちゃ楽しみながら
その日のうちに、このブログを作った。
SNSで、何十人もの人、有名人までが
「めしょんのブログがスグに生まれたぞ！」
って新しいブログの誕生のシェアに協力してくれて、
初日から1万人以上が新しいブログに集まってくれた。
思い出しただけで、感謝が溢れてきて、嬉しくなる。
なぜか思い出したいのはピンチなんだ。
出版社がなくなって、本が絶版になってしまう！
とわかったときも思い出したくなる。
自分の命を吹き込んだ本が、もう本屋さんに並ばなくなる。
我が子のように大事にしてた本がなくなってしまう。
でも、思い出したくなるんだ。
出版社の倉庫にあった2000冊の在庫をすべて買い取り、
クラウドファンディングを立ち上げると、
何百人の人が協力してくれて、
沢山の人が「応援してる！」とエールを贈ってくれて、
「私も買う！」「私も宣伝する！」「友達にプレゼントする！」と
開始から1週間で、2000冊がほぼ完売になった。
「本がなくなります」
「2000冊の在庫があります。どうしますか？
処分しますか？それとも何冊か買い取られますか？」
と伝えられたとき、1秒の迷いなく
『全部買う』と答えられたんだ。
出版社がなくなるということだから
たくさんの著者さんが同じ状況になったわけだけど、
全部買い取った人はいなかったそう。
でも、絶対もっと本をひろげたかったし、
その価値があると思ったし、
全部買う以外の選択肢なんてなかった。
だって、一冊一冊が、誰かの手に取られるんだもの。
あの日、あのとき、
みんなが助けてくれて、「大丈夫だ！」「いけるぞ！」
って力を貸してくれて、成し遂げたことは、
私の大好きな思い出したい瞬間。
でも、たぶん、ピンチでもあったのかもしれない。笑
沢山の人のおかげで、最高の1ページになってるけど。
スタッフさんが家一軒分ぐらいの損失を出した時も、
全社員が「なんとかしようぜ」と、駆け回り、
毎日毎日、一つの生命体みたいに一丸となって、
損失をカバーして、会社をなんとか回せたんだ。
悪天候が続き、工期が確実に間に合わず、
とんでもない被害が出そうだったときも、
仲間の業者さんが各地から駆けつけてくれて、
「私も知り合いを呼ぶ！」「俺もなんとかする！」と
なんとかギリギリ完成したんだ。
（その場にいた全員が泣きました）
京都の歴史ある着物屋さんのピンチを
大逆転で手助けできた時も、
京都のお寺が災害で潰れそうだったのを
大逆転で手助けできた時も、
思い出したい日は、
隣に、ピンチが存在する。
その日、たしかにピンチは隣にいたんだ。
でも、振り返ると、
その日を思い出したくなる。
ピンチだったはずなのに……。
その日を思い出したくなる。
だからもし、ピンチをむかえたら思い出してほしい。
いま、チャレンジを掴んだら、
一生思い出したくなる日になる。って
ピンチは見せ場なんだって。
未来の自分が、今日の私に感謝したくなる。って。
ピンチが隣にある。
きっとそれは、いい日になる。
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美言2645『ピンチはしおりになる』