こんにちは♪めしょんです。
最近よくこう思うんです。
みんなたまには日本の日常アニメを見たほうがいいって。
なんか、なにもかも
「ダメ！」「ダメ！」と言いたがる世の中じゃないですか。
褒めたらセクハラって言われて、
指摘したらパワハラって言われて、
気づいたら「○○ハラスメント！」
なんて言いたがる世の中じゃないですか。
TVは、みんな発言を気にしてしもて
当たり障りのないことしか言えない
ほわっとした番組も多いじゃないですか。
（たかじーん！！）
ちょっとでも落ち度を作ってしもたら
猛烈にバッシングされたりもするじゃないですか。
すべての争いごとは、
悪が生み出してるのではなく正義が生み出している。
って思うくらい正義感の強い人が、
猛烈に炎上させるじゃないですか。
（炎上の9割は正義マンが生み出してると思う）
日本のアニメって、
一番伝えたいのは
「許し合う」
ってことだと思うんですよ。
サザエさんはうっかり者なんです。
やらかしても「今日もいい天気ー♪」と話をそらすんです。
カツオもいい加減で、よくやらかすんです。
ワカメはグレて、攻めた髪型してるんです。
でも、まぁ、
そんなこともあるよね。って
ちびまる子ちゃんは、適当でアホなんです。
馬鹿にすることもあるし、失敗だらけだし、
日常の8割くらいふざけています。
お父さんなんて、ダメな大人の教科書みたいなもんで、
「大人になるってことはなぁ自転車に乗れるってことなんだ」
とその日一番の顔で言うようなお父さんです。
その陰に隠れてるけど、
お母さんもしっかりしてるかというとそうではなく、
おじいちゃんとおばあちゃんも抜けています。
でも、まぁ、
楽しく生きれるわね。って
ドラえもんだって、
クレヨンしんちゃんだって、
みんなやらかすし、
いい加減なところがあるし、
失敗もするし、ダメなところもある。
でも、元気。
日本の長寿アニメは、
不揃いさを許し合うことを教えてくれる。
だって、完璧じゃないもの。
完璧じゃないから、手をつなげて
完璧じゃないから、助け合えるんだもの。
でね。
サザエさんとこの、カツオくん。
彼の言葉で、こんな言葉があるの。
それは授業参観の前日のことでした。
カツオ
「先生！提案がありまーす！」
先生
「なんだ？磯野」
カツオ
「みんな親には頑張ってるところを
アピールしたいと思うんですよ！」
先生
「うん」
カツオ
「だから明日は問題がわかる人は左手、
わからない人は右手を挙げる
っていうのはどうですか？
活気も出ていいと思います！」
先生
「却下」
っていうシーンがあるんです。
先生はこの天才的な提案に気づかずに
速攻で却下するんですけど、
カツオくんはさ
わかんなくても
いいじゃないか！
不正解でも
いいじゃないか！
活気がある方が
いいじゃないか！
と言いたかったんだと思います。
問題がわからなくても
「ハイハイハーイ！！」と授業に参加する。
お母さんたちもそれを見て
「ウチの子、こんなに楽しそうに授業に参加して！
難しい問題に手をあげて頑張ってるわ♡」
と喜ぶ。
先生は、左手をあげてる生徒を指名すればいい。
カツオ天才！
元気にする天才！
って思うんですよ。
わからなくても、手をあげていい。
わからなくても、参加していい。
わからなくても、発言していい。
手をあげてるうちに、わかってくるから。
手をあげてるうちに、授業に参加していくから。
手をあげてるうちに、勉強が楽しくなってくるから。
「ダメ！」「ダメ！」「ダメ！」って
あれはダメ、これはダメ。
間違っちゃダメ！失敗しちゃダメ！と言うよりも、
手をあげられる空間にしていきたいな。
間違っててもいいから、手をあげる。
へんてこなことを言ってもいいから、発言する。
自分の生きる空間はそんな空間にしていきたい。
だって、人間はどれだけ完璧ぶっても
全員未熟で、全員不完全で。
だからこそ、面白くて。
未熟なんだから、「間違っちゃダメ！」ってなったら
だれも手をあげなくなるだけだと思うんだよ。
それならば、能動的で許し合える空間にするほうがいい。
ミスっても助け合える空間にするほうがいい。
私たちが小さい頃から見ていたアニメは、
不揃いな私たちが、
許し合うことを教えてくれてたんだから。
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美言2553『不揃いな僕達へ』