こんにちは♪めしょんです。
「大きなことをしてみたい！」
「大きくはなくてもいいけど、スゴイことをしてみたい！」
「面白いことをしてみたい！！」
10代の頃や、20代の頃や、
未来を考えているときは
そういうことを思いますよね。
で、ある日気づくんです。
「才能がある人だけができるんだ……」って。
それで、「現実を見ろよ」なんて言われて落ち込むんだけど
なぜ「才能がある人だけができるんだ」って
ところに着地しちゃうかというと
大きなことをした人が出してるものを
瞬間的な大きなパワーみたいなもんだと思ってるからなんだ。
スーパーサイヤ人みたいに
「はぁぁぁぁ！！」みたいなイメージ。
でも実際には――。
積み上げてるだけなんだ。
とても細かいことを。
とてもかっこいい動画の編集だって、
めちゃくちゃ細かいことを積み上げてるだけ。
そのかっこよさを出すセンスだって、
元々は下手くそだったけど、気の遠くなるような回数を
何度も何度も、積み上げてるだけ。
大きなものとして見ると、
信じられないくらい大きな壁に見えるし、
「自分には無理だ……」と思いたくもなるけれど、
ひとつひとつ、細かくして見ると、
誰もができることを、高く高く積み上げてるだけ。
サッカー漫画の「DAYS」の中で
こんなセリフのシーンがあります。
私たちは本能的には知ってるんでしょう。
ただ これが なかなかできない。
どんな立場でも、
どんな結果でも、
目の前の物ごとに対して我々にできることは――。
微力を尽くす。それ以外ないと。
大きな勝利。
大きな結果のあとに、チームを率いる監督が言った言葉です。
一人一人が、爆発的な力があるわけじゃない。
一人の力でなにかができるわけじゃない。
選手の立場でも、ベンチの立場でも、応援席の立場でも、
監督やマネージャーの立場でも、
できることは、目の前の物ごとに対して
ただ、微力を尽くす。
とても大きなことに見えるものは、
その集合体なんだと。
小さな力が集まって、大きなことをなすことができる。
小さな一歩が集まって、大きな一歩を踏み出せる。
小さな経験が集まって、大きな経験を積むことができる。
小さな工程が集まって、大きな作品を生むことができる。
大きなことは、大きいわけじゃない。
ただ、積み上げてるだけ。
人生を面白くするために、
私たちができることは――。
目の前の物ごとに対して
ただ、微力を尽くす。
それ以外ないのだ。
積み上げていこう。
子どもの頃、嬉しそうに積み木を積み上げたみたいに。
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美言2511『ただ、微力を尽くす』