こんにちは♪めしょんです。

 

 

『前に進む話』

 

 

会社経営をしている友人のA君がいます。

 

 

彼の会社の業績は、非常に安定してました。

いい意味でも、悪い意味でも。

 

 

「いつか変わるだろう。いつか変わるだろう」

と願っていたのですが、それが、ずっと続きました。

 

 

「スタッフもいることだし万々歳じゃないか」

と言われることもあったし、

自分でそう言い聞かせる部分もあったのですが、

彼は、その足踏み状態がとても嫌だったそうです。

「足踏みをするために会社をおこしたんじゃない!」と。

 

 

そんなとき、いろんな人の話を聞きに行っても、

いろんな本を読んでも、

「一歩進むことだ」とか「最初の一歩を踏み出すこと」とか

「一歩一歩今日も前進」とか、

そんな内容が頭に入ってきたそうです。

 

 

素直なA君は、「そうか、一歩が大事なんだ!」となり

毎日、励んでいたのですが、業績は変わりません。

いい意味でも悪い意味でも安定した日々が続きました。

 

 

そこで思ったんです。

「一体なにをもって

一歩なんだ?」

と。

 

 

「一歩が大事」と言われて

毎日業務に取り組んでいたけど

色んなことをしても同じ場所で足踏み足踏み。

「トレッドミルかよ!」ってくらい足踏み。

 

 

そこで彼は、

「一歩の定義を、

感動と感心にする」

と決めたのです。

 

 

感動したら、夢に一歩近づく。

感心したら、理想に一歩近づく。

 

 

そう定義して、毎日一歩一歩踏み出していったのです。

 

 

すると、スタッフの人が作る資料の見やすさに気付きました。

どんな工夫をしているのか、そのスタッフに聞くと

「ほぉぉ!なるほどぉ!」と感心する答えが返ってきます。

 

 

スタッフさんが想定よりも仕事を早く終えると

「え、どうやってるの? 教えて!」と言い

それもまた、「まじかー!天才や!」と感心するのでした。

 

 

感心したことは、メモをしたり、

みんなと共有したりします。

 

 

いつも当たり前のように使っている商品に感動し、

いつも当たり前のように食べているものの

商品を研究しては、その会社の取り組みに感心し、

食事をする店員さんのやっていることに感心し、

日常のありとあらゆるものに対して

感心と感動を覚えるようになりました。

 

 

そうすると、不思議。

スタッフさんの仕事っぷりが

さらに良くなっていったのです。

 

 

自分の仕事をよく見てくれていて、

自分の仕事に感心してくれて、

自分が意識してることに感動してくれて、

それを皆の前で広めてくれたりして、

足踏みを何年も続けた会社は、

少しずつ、少しずつ、動き出したのです。

 

 

一歩一歩進むためにやったことは、

新しい事業でも、大きな変化でもなく、

『感動』と『感心』でした。

 

 

文字通り、心を動かしたのです。

 

 

そこから、会社は加速していくことになるのですが、

A君はこう言っていました。

 

 

『一歩前に進むというのは、

体が前に進んだとか、給料があがったとか、

そういうんじゃなく、

心が前に進んだことを

「前に進んだ」というんだと気付いたんだ』

 

 

彼が持っている、

『感動メモ』というメモ帳は、

感動したことと、感心したことが

宝石のように詰まっています。

 

 

彼は、感心や感動で心を動かすことで、

前進していったのです。

 

 

感動した回数、夢に近づくよ。

感心した回数、理想に近づくよ。

 

 

一歩進むということは、

心が前に進んだこと。

 

 

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美言2429『前に進むとは、心が前に進むこと』

 

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