こんにちは、めしょんです♪
以前、わたしのセミナーに来て下さった方で
『ひきこもりに近かった』という方がいました。
ひきこもりに近い状態から、
本当によくセミナーに来て下さったものです。
とても大きな勇気だったと思います。
セミナーに来られたときは、
仕事もはじめて、上司にも恵まれて
嬉しそうに現状を語ってくれていました。
でも、引きこもりの時は
できる限り、部屋から出たくない。
仕事もする気が起きない。
なんかもう、どうでもいい。
色々やめてしまいたい。
そんな心の状態だったそうです。
なんで部屋から出てこなかったかと言うと
「早く出てきなさい！」とうるさかったり
「お願い！出てきて！」とうるさかったり
「いいから出てこい！」と怒られるから。
だそうです。
両方共の気持ちがわかるので
何が良い悪いとか関係なく
どうなって、
部屋から出る気になったの？
ということに、とても大切なことが隠されています。
部屋から全然出てこない。
頼まれたら逆に出たくない。
そんな状況からどうやって出てきたのか？
家の中で、
笑い声がやまなかった
からだそうです。
最初は、部屋に笑い声が聞こえてきた時
「やっぱり自分のことはどうでもいいのか？」
と、ふて腐れていたそうです。
でも、ずーっと
めちゃくちゃ楽しそうな声が聞こえる。
気になる！
「家の中で何が起こってるんだ？」
そう思ったら、扉を開けて
リビングに向かっていたそうです。
リビングを開けると、
ご家族は「おめでとうー！」って言って
パーティーをしていたそうです。
「何してるの？」と聞くと
「あなたのパーティーよ！
あなたを祝ってるのよ！」
ってご家族は言ったそうです。
「何もしてないのに？」と聞くと
「あなたの存在を祝ってるのよ！」
って言って、ご家族はパーティーに加えたそうです。
「出てきて！」「お願い！」「出てきなさい！」
何度も声をかけても出てこなかったのに、
楽しそうな笑い声で出てきたのです。
これは、「自分を出す」ことに繋がります。
今これを読んで
「私は引きこもりじゃないから関係ないわ」
って思ったかもしれないけれど
このお話は、【自分を出す】話です。
【心を開く】話です。
自分の心を閉ざしている時、
実は自分にとってよいことは
起こりにくい心理状況になります。
なぜなら、心が内向きになりがちだからです。
自分のことしか考えられなかったり、
自分の主観でしか物事を見れなかったり、
心が被害者の状態で生きてしまったり、
「自分が、自分が、自分が」という心境が
心が内向きになっている状態です。
そんな閉ざしてしまった心を開く鍵が
笑いや祝福
なのです。
たとえば、あなたが言ったことに対して
楽しそうに笑ってくれる人がいるとすると
その人に対して心を開きますよね。
起こった出来事の話をしたり
これからやっていきたいことの話をして
「おめでとうー！」って言ってくれると
その人に対して心を開きますよね。
笑いや祝福は、
心を開く鍵になるのです。
心を閉ざしている人は、どこかのタイミングで
何度も否定を経験しているのです。
自分が言った言葉に対して
無視されたり否定されたり
って言うのが続いちゃうと
ちょっとずつ、心の扉が閉じていくのです。
（私は喋らないほうがいいのかな？）って。
でも、
笑ってくれたら、心が開いていくのです。
『彼氏ができた』と言うと
「浮気には気をつけなさいや」とか
『ダイエットに成功した』と言うと
「リバウンドするで」とか
小さな否定が続くと心の扉が閉じていくのです。
でも、おめでとうー！って言ってくれたら
心が開いていくのです。
『○○をやってみたい！』と言うと
「あれは怪しいで」とか
『夢が出来た！』と言うと
「無理に決まってるで」とか
小さな否定が続くと心の扉が閉じていくのです。
でも、
笑いや祝福は、
心を開く鍵になるのです。
だから、
笑っていこ。
祝っていこ。
理由なんてどうでもいいから
笑っていこ。
祝っていこ。
つまらなそうに、大変だと言いながら仕事をすると
仕事をしたくない人が増えるんです。
でも、
楽しそうに笑いながら仕事をしている人がいたら
仕事をしたい人が増えるんです。
笑いや祝福は、
心を開く鍵になるのです。
自分の力を開く鍵になるのです。
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美言1929『笑いや祝福は心を開く鍵になる』