世界のチャンネル権は、言葉が握っている。
私達は、いつもチャンネルを合わせて
見ている世界を変えています。
スポーツ番組を見たかったら
そのチャンネルに合わせないと見れないように
バラエティー番組を見たかったら
そのチャンネルに合わせないと見れないように
いつもチャンネルを合わせて見ている世界を決めています。
同じ物を見ていても
起業家ならビジネスチャンスを見つけるだろうし
人間関係のコツを見つける人もいれば
ファッションのヒントを見つける人もいれば
嫌なところばかり見つける人もいる。
私達は同じものを見ていても
まったく違った解釈をするし
その解釈によって、まったく違った未来を作っていきます。
よく一緒にいる友人と一緒に歩いていると
まったく同じ物を見て、まったく同じことを思って
顔を見合わせて「あ、今同じこと思ってるな」と
感じることがあると思うけれど
類は友を呼ぶという言葉の通り
同じチャンネルに合わせている人は
引き寄せ合って一緒にいることが多いし
一緒にいる時間が長い人は
同じチャンネルに合わせて行くものです。
だから、一緒にいる人はとてもとても大切なわけです。
同じチャンネルを見ることになりますから。
たとえば、超簡単に実験してみましょう。
Lv１
いま、視界にある白いものを５個以上見つけよう！
と言われたら、恐らく、１～２秒で白いものが見つかるはずです。
じゃあ次、
Lv２
目の前にある自分の所有物を見て、
『なんでこれ買ったんだろう？』って考えると
「デザインが気にいったから」
「ポケットに入れやすくて便利だから」
「機能性が優れていて、腰痛にいいから」などなど
色んな理由が見つかるはずです。
じゃあ次、
Lv３
同じ所有物を見て
『この商品、これが完成形かな？』って考えると
「いや、もっとシンプルにボタンを減らした方がいい」
「これの小さいサイズがあったらもっといい」
「ウォークマンと電話とPCは一体でいい」
そんな工夫が見えてくるはずです。
脳への質問を変えるだけで
見える世界は大きく変わったりするんだよ。
見えなかったものが見えたりするんだよ。
もっと言うと、
言葉を変えると、見える世界は変わるもの。
「絶好調だ！」と口に出すと
そうなるし、
「でも」「っていうか」「無理」と否定していると
否定の世界になるのです。
言葉が、チャンネル権を握っているのです。
じゃあ絶対いい言葉を使った方がいいのだ。
誰かの存在を必要とする言葉だったり
誰かが喜ぶ言葉だったり
自分を励ます言葉だったり
うまくいってる言葉だったり
楽しくなる言葉だったり
すべて、言葉がチャンネル権を握ってるから
「言葉通りの世界になる」っていうことです。
もうね、そう思いながら見てみて欲しいよ。
たとえば
『楽しい言葉を使ってると、まじで楽しくなるよ』
ということに対して、ひねくれた言葉を心で唱える人は
ほら、ひねくれた世界を生きていますから。
素直じゃない世界を生きてしまいますから。
『自分を褒める言葉を使ってると、
自分を褒めたくなる世界になるよ』ということに対して
「私ファインプレー！」「私絶好調ー！」「さすが私！」
という人は、まじでその言葉通り、
自分を褒めたくなる世界を生きていますから。
言葉がチャンネル権を握ってるんだよ♪
世界に変わってもらうんじゃなく
チャンネル変えていこう。
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美言1660『見える世界のチャンネル権は言葉が握っている』