68歳男性
漫画家
代表作なし
誰も振り向いてくれない。
誰も見てくれない。
『何描いてるの?』と聞かれても言えない。
そんな、彼に転機が訪れたのは
彼が転職をしたからだった。
―― 漫画家から、喜ばせ屋へ。
『そうだ、よろこばせごっこしよう』
遊びのように、喜ばせてみよう。
その頃から彼は
子供を『先生』と呼ぶようになりました。
動物も『先生』と呼ぶようになりました。
果物や食べ物にも『先生』と呼ぶようになりました。
先生と呼べば、どんなものからでも学べる。
彼はたくさんの先生から喜ばせる力を学んでいきました。
すると、こどもからたくさんのことが学べました。
いぬやうさぎやお腹をすかせたカバ、草や木やリンゴ
ミミズだってオケラだってアメンボだって
焼きたてのパンまでが、沢山のことを教えてくれました。
そうすると、不思議なものです。
15年前から続けていた絵本が
テレビアニメになって大ヒット!
彼が70歳になる手前のことでした。
68歳、漫画家、代表作なし。
彼を救ってくれたのは
「アンパンマン」というヒーローでした。
いつもボロボロになって
必殺技はビームじゃなくパンチで
でも、絶対にとどめはささなくて
顔が濡れただけで弱くなる
世界最弱のヒーローでした。
『絶望の隣は、希望です』
byやなせたかし
絶望の隣には、希望が腰かけてるんです。
いま落ち込んでても、
いま上手くいかなくても、
隣に希望がいてくれることを忘れないでね。
だから きみは とぶんだ。
どこまでも
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※ちなみに
やなせたかしさんが歌手として
デビューシングルを出したのは
84歳です。(ノスタル爺さん)
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美言1585『絶望の隣は、希望です』