うちのばあちゃんは面白がる天才でした。

 

 

戦争時代、おばあちゃんは、

疎開先で差別がひどかったみたいで

皆はオイモを食べてるのに、

おばあちゃんはいつもオイモの皮だったらしんです。

 

 

だから、どうすれば面白いかなー?

って考えてオイモの皮をカリっと焼いたんですね。

じゃあ、それがめちゃくちゃ美味しくて

人気者になったらしいんです。

 

 

『どや、おもろいやろ。

おばあちゃんっぽいやろ』

ってその話をしながら言うんです。

 

 

そんなおばあちゃんは、

おじいちゃんが早くに亡くなったから

おじいちゃんがやってた字書き屋さんを

継いでたんですが

 

 

突然に

「大阪ってたこ焼き屋ばっかりでおもろないな」

ってたこ焼きをほうばりながら言いだしたんですよ。

 

 

それで、一カ月後くらいに

字書き屋の隣で、明石焼き屋さんをはじめたんです。

たこ焼きじゃなくて明石焼き屋さん。大阪で。

 

 

そしたら、最大級のスベリ方で大赤字を出しまして

すぐに失敗してしまったんです。

 

 

その話をしながらおばあちゃんはなんと言ったかというと

『どや、おもろいやろ。

おばあちゃんっぽいやろ』

って言うんです。

 

 

いや、完全に大失敗なはずなんですけど

『ファンキーやろ』とか言って

喜んでるんです。

 

 

面白がるおばあちゃんには

成功か、大成功しかないみたいです。

 

 

それでね、

おじいちゃんが生きてるとき、おじいちゃんと

掴み合うくらいの喧嘩になったらしいんです。

 

 

その時、あまりにも力み過ぎて

ポロポロポローって

なんかお尻から転がってきたらしいんですね。

 

 

『それな、めっちゃ臭かってん

ほんでわろて仲直りしてん。

どや、おもろいやろ。

おばあちゃんっぽいやろ』

 

 

いや、っぽかったらあかん。

って思いながらも

それを聞きながら

私はケラケラ笑っていたのを覚えています。

 

 

そんなおばあちゃんの名言があるんです。

 

 

おばあちゃんのおうちに

お母さんと二人で遊びに行ってるときのことです。

その時、お母さんは何かで落ち込んでて

なかなか気分が上がらない心の状態だったんです。

 

 

そしたら、おばあちゃんが

『ええで、ええで』って言いながら

何を思ったのか、小銭をチャラチャラ机に広げて

一円玉を両鼻に突っ込んだんです。

 

 

『見てみ』

 

 

そう言ったおばあちゃんの顔が面白すぎて

それ見て私はケラケラ笑ってたんですが

ギラっと、私の方を見て

『めっち(私)もやり』とキラーパスを出してくるんです。

 

 

私とおばあちゃんが、一円玉を鼻に突っ込んで

お母さんの方を見ると『え? わたしも?』みたいな

顔でいるんですけど、おばあちゃんは当然のごとく

『もちろんや』って一円玉を渡して

 

 

3人で一円玉を鼻に突っ込んで

大爆笑になったんです。

 

 

何に落ち込んでたのか

忘れるくらいの大爆笑。

 

 

その時、おばあちゃんが

一円玉を握ってこう言ったんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほら1円で元気になれるけど、

元気は1億以上の価値がある」

 

 

円が一杯で、円満みたいです。

元気が一杯で、円満みたいです。

面白がることで、円満みたいです。

 

鼻に入れた硬貨はスタッフが綺麗にふき取りました。

 

 

 

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