こんにちは♪めしょんです


福岡出版講演会を終えてまいりましたよー!

相変わらず、福岡の方はあたたかく
来て下さった方はもちろん
タクシーの方や飲食店の方、ホテルの方
本当あたたかいなぁと感じました。

 


こうして色んな所に行くと
「京都は他府県から来たら
どう感じるような都市なのかなぁ?」
なんて思ったり
迷ってる人がいたら道教えよ。って思ったりしますな♪

 

 

 

数日前、実は、わたくしの祖母が
天国へ行っちゃったのですが

 


最後の最後まで人を笑わそうと
面白いことばっかり考えていたおばあちゃんでした。

薬の副作用で首がぷるぷる震えていたのですが

 

「おばあちゃん首がぷるぷるしてるやろ?なぁ?
誰がくいだおれ太郎やねん!」言うて
薬の副作用ですら笑いという副作用に変えるような人でした。

 

 

亡くなる前日に大阪の病院までかけつけた所
ほぼ、意識がない中
一生懸命私の手を握ってくれて
目にいっぱいの涙をためていました。

 


私が小学校2年生か3年生の時に
字書き屋だったおじいちゃんが亡くなったので
そこから、20年以上、
おばあちゃんは女一人で字書きの仕事をしていました。

 


若い頃からおじいちゃんと一緒に色んな仕事を繰り広げていたので
なかなか仕事においてはとても優秀な人だったのだと思います。

だから仕事を頼んでくださる方が後を絶えなかったです。

 


そんなおばあちゃんがよく教えてくれた言葉があります。

「よく女は料理がうまくないといけないとか言う人がおるけど
味が美味しいかどうか?家族の注文に答えられるか?
っていうのも大切やけどな。

 

一番大切なのは
“気が利いてること”やで。
こっちの方がウンと大事なんや。
味を利かせるよりも大事なんが気を利かせることや。」

 


おばあちゃんの料理には必ず気が利いていました。
ベーコンエッグに、そっとピクルスが添えてあったり
たこ焼きをするにも、鰹節やマヨなどのスタンダードはもちろん
ポン酢やチリソースなど、色んな食べ方ができるようにしていました。

 


それは料理だけでなく、いたる所で“気が利いて”いました。

 


おばあちゃんは、よく字を書きながら教えてくれました。
「相手が望むものを出すんとちゃうで。
相手が望みそうなものを出すんやで。
考えるんやで。あったらうれしいもの、喜ばれるもの
ニーズに答えるだけはプロやないねや。」

 


そんな感じのことをよく言っていました。


モノづくりならではの考え方で
私はこの言葉が大好きでした。

 


これはサービス業でもなんでも同じで
望むものに答える。なんてのは当然で
人が何を欲しがってるか?

 

目の前に出した瞬間「こういうの欲しかったの!」
と言われるようなものは何か?
そういうのを考えつくさなければならない。

 


例えばよくこのブログにも出てくる
当時高価だった車をできる限り誰でも買えるような安値で
車を世界に広めたヘンリー・フォードくん。

 


彼の言葉で
「もし私がお客さんに何が欲しいか尋ねたら、彼らは
『もっと速く走る馬が欲しい』と言っただろう」
という言葉がありますが
単純に要望に応えるだけ。というのはそう言うことです。

 


アップルの創業者、スティーブ・ジョブズの言葉にもこうあります。
「人は何を欲しいかなんて、それを見せられるまでわからない」

これもまったく同じことを言っていて

 

人は本当は何が欲しいのかわからない。
でも、それを目の前に出された時
「絶対それ欲しい!」というものを考えつくすのだ。

 

 

そんな大きなこと、難しいことではなくても
おばあちゃんは、家事や小さな仕事であっても
そういうことをずっと考える人でした。

 

「おっこういうの欲しかってん」というのを

常に先にこしらえる人でした。

 

 

場に元気がなかったら

面白い話題を作る人でした。

 

誰かが店を構えたら

「夢中で営業!」という立札を持っていく人でした。

 

「ウチの店はこれといった売りがないのよ」と相談されたら

「これと言った売りはありませんが、笑顔と冷たい水は売りまくってます」

と書いた張り紙を勝手に書くような人でした。

 

 

それが、おばあちゃんの一番簡単な言葉で言うと

“気が利く人になりなさい”でした。

 

 

要望に応えるだけなら、機械でもできる。

おばあちゃんの言葉を胸に

これからも、「こんなの見たかった!」「こんなの欲しかった!」

というものを生み出していきたいなと、誓うのでした。

 

 

おばあちゃんへ
生まれて来てくれてありがとう。
おじいちゃんと結婚してくれてありがとう。
お母さんを生んでくれてありがとう。

おばあちゃんの生きてきた全てがあったから
めっちはこうして生きてるよ。

おばあちゃんは、めっちゃ気きつくて、
ハッキリ物言う人やったけど、
どんな時も、めっち達を笑わそうとしてくれたね。

何回も何回も、おばあちゃんの言葉で笑い転げた記憶あるもん。
おばあちゃんが字を書く仕事してるから、
小学校のとき、書き初めの宿題やってもらって、
そのまま出して、賞取ってしまったこともあったね。

おばあちゃんが、真剣に字を書いてる姿が
格好良かった。

孫を喜ばすために、孫の好きなご飯作って
待っててくれたね。
おばあちゃんが作ってくれるタコ焼きが大好きでした。

帰り道は危ないからって
いっつも駅まで送ってくれて
見えなくなるまで手振ってくれてたね。

なかなか会いに行けなくてごめんね。

最後、しんどいのに話そうとしてくれて
手を握ってくれて、嬉しかったよ。

どんな時も「ありがとう」を言ってたおばあちゃん。
施設の人にも、何回も言ってたね。

おばあちゃんが残してくれた手紙の中にも
「ありがとう」が溢れてたから、
みんな幸せな気持ちになれたよ。
さすが、おばあちゃん!

お母さんが最後に言った、
「ありがとう」が届いていますように。
おばあちゃんの孫でよかった。

本当にありがとう。

24年ぶりにおじいちゃんに出会えたら
いっぱい笑いあってね。

めっち

 

 

 

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