中古車の販売・輸出を手掛けるアップルインターナショナル(三重県四日市市)は6日、タイで自動車輸出会社を11月に設立すると発表した。中古ピックアップトラックの輸出事業を強化する。
(記事抜粋)
『 バンコク東部バンナー・トラート通りにアップルインターナショナルタイランドを設立する。資本金は200万バーツ(約670万円)で、アップルインターナショナルが49%、タイ側が残りを出資する。タイにおける中古商用車の流通市場の形成を目指す。将来的に2,000万バーツをめどに増資を実施する計画だ。
同社のタイ事業では、商業施設運営などを手掛けるMBKと合弁で、2007年に中古車オークション会社アップルオートオークションタイランドを設立。資本金は7,000万バーツ。』
https://www.nna.jp/news/show/1672030
いすゞとアップルインターナショナルは今年4月に資本業務提携契約を締結しています。目的は、~グローバルな中古車事業の取組を強化~というもので、具体的にはタイにおける中古ピックアップ車のタイからの中古車輸出連携というものです。
いすゞはタイでピックアップトラックを年20万台生産しています。アップルはタイでいすゞの中古車販売を開始しています。
どうなるのか楽しみです。
<川崎大輔 プロフィール>
大学卒業後、香港の会社に就職しアセアン(香港、タイ、マレーシア、シンガポール)に駐在。その後、大手中古車販売会社の海外事業部でインド、タイの自動車事業立ち上げを担当。2015年半ばより「日本とアジアの架け橋代行人」として、Asean Plus Consulting LLC にてアセアン諸国に進出をしたい日系自動車企業様の海外進出サポートを行う。専門分野はアジア自動車市場、アジア中古車流通、アジアのアフターマーケット市場、アジアの金融市場で、アジア各国の市場に精通している。経済学修士、MBA、京都大学大学院経済研究科東アジア研究センター外部研究員。