大阪府北部在住で、「推進派」ではありませんが「万博ウォッチャー」です。開幕まで300日です。タイトルと画像は業界紙の6/17付、建設工業新聞のwebニュースからです。

 

工事スケジュールはタイトです。3段落の内、後半の2段落を引用

 会場の現場作業はさらに加速していく。4月に公表した資料によると万博協会は、1日当たりの工事車両台数のピークは10月になると予想。施工各社は開幕に向け、引き続き安全性を確保しつつ、効率的に工事を進める。


 国や大阪府・大阪市、民間企業・団体などの国内パビリオンは順調に工事が進み、早ければ今秋ごろにその姿を現す見込み。海外パビリオンのうち、自国で設計・施工するタイプAを希望していた60カ国のうち、タイプXに移行したのは3カ国、万博協会が整備中のテナントビル方式のタイプCには4カ国が移った。タイプAを計画している53カ国のうち、39カ国は6日現在で建設会社を決め、31カ国は着工済み。14カ国については万博協会がさまざまな支援を継続している。

 

開幕まで300日となり、各全国紙も記事があります。

寸分の狂い許さぬ難工事:毎日新聞から(6/17)

私もまとめました。

開幕まで300日(6月17日)

 

万国博覧会」というコンテンツが今日的意義を失ったのか、全く新しい形態を目指すのかは分かりません。「タイプA」の海外パビリオンはそれぞれ独自の工夫があるようです。2005年の愛知万博の競合国はカナダでした。上海万博→ミラノ万博→ドバイ万博でした。

 

私は大阪府在住なので片道1時間弱、運賃が千円以内です。近畿圏以外からだと、コスト(費用と時間)を費やして、得られるベネフィット(恩恵)を考えて行くかどうかを判断するでしょう。注目されている話題作の映画なら入場料は1700円で全国で公開されます。

 

大阪万博はチケットシステムが少し難解です。入場日時が指定できてもパビリオンの予約が必要です。パビリオンの予約は10月からの予定ですが、日時指定された入場券との紐付けはどうなるのか分かりません。また、「万博の華」と称される「タイプA」の海外パビリオンが何館、完成しているのかも分かりません。「手品の種明かし」は御法度ですが、「万博協会」はなぜ、隠すのでしょう?建築確認申請時に提出する「建設計画概要書」には工事完了予定年月日が記載されます。建築確認申請の窓口の大阪市からも「万博協会」の出向者が多数いるのでしょう。彼ら/彼女らは知らないのでしょうか?