大阪万博の開幕は300日後です。適当に項目ごとにまとめました。
「タイプA」の海外パビリオン
- 当初は60カ国、56施設(北欧5カ国は共同館)
- 6月6日時点で着工済み:31、未着工:8、施工業者未定:14
- 未着工の内、アルメニアが「タイプA」を断念(らしい)
前売り券の販売状況
- 目標の1400万枚の20%
2億円トイレ
- 1億5300万円(消費税別)で落札
大屋根
- 竹中工務店は棟上げ、他も9割方完成
- 会期終了後の利活用方法の検討
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安全・防災計画
- 6月中にまとめる
- 安全・防災計画は国の機関がまとめるべきですが、お座なりに外部コンサル任せでしょうか?委員の名前、経歴は出ているでしょうか?河田惠昭・京都大学名誉教授は京都大学大学院工学科土木工学専攻の博士で「安全工学」の第一人者です。誰でも知っている人がまとめるのでしょうか?
国際参加国会議(IPM)
- 6/25、26に奈良市で開催予定
大阪万博の国際参加国会議と外国記者の事前プレスツアー(6/15)
大阪万博の現状(KPI)をレーダーチャートにする ②(5月11日) から再掲
「大阪万博の現状(KPI)をレーダーチャートにする」のタイトルでの更新はもう少しメリハリがつけば考えてみます。元国家公務員として、研究開発の国家プロジェクトの管理側、実施側の両方で経験したことがあります。①基本計画の目標設定と年度計画のアロー図(線図)の承認、②中間評価、③最終評価があります。評価は外部評価委員会が行いました。本来は主催する政府、実行部隊の「万博協会」が目標設定すると思うのですが、建設費、運営費は上振れ、来場者数の2820万人は根拠が不明です。
(1AM、追記)
会長、No.2の事務総長も1950年生まれの東大経卒、知事は九大卒の弁護士出身です。誰が責任を撮るのでしょう。
(1AM、追記)
1970年大阪万博を語れる世代は少なくとも1960年前後の生まれでしょう。私は1950年前半で、当時は高校生でした。時の首相は佐藤栄作で東大法卒、万博会長の石坂泰三も東大法卒→霞が関です。
1970年時点で小学4年生なら64歳です。某政党の大阪生まれの代表は1965年生まれで当時5歳でしたが、何かしきりに「感動」を語るようです。政治家の「性(さが)」なのでしょうか?「テーマ館」のプロデューサーの1人の河森正治氏は1960年生まれで64歳です。慶應義塾大学で機械工学を学び、メカニックデザイナーでSFアニメの監督です。1970年大阪万博の印象が強かったようです。普通は科学や最新技術に関心があれば「理系」を指向するでしょう。