万博協会は団体予約のサイトを作っては? ①(5/27)の2回目です。

(6/8、以下コメント追記:「万博協会」の教育旅行ナビ ①(6/8) に書いたように「教育旅行ナビ」を発見しました。作成日は分かりません。約20年前に数百人規模の事業所のwebマスターをした経験からは、このようなサイトは今年の初めには作っておくべきだったと思います。)

 

下の画像は万博無料 でも 行けるのか:朝日新聞から(6/5)で書いた6/5付、朝日新聞(大阪本社版)28面(社会欄)からの拡大です。分かりやすいので拝借しました。

 

 

箇条書きで課題が5つ挙げられていて、

貸し切りパス」以外の、①弁当を食べる休憩所、②見学できるパビリオンの数や内容、③開催前の下見、④安全面に不安、のいずれもが「万博協会」しか情報の提供ができません。

 

「万博協会」の職員は国、大阪府・市、民間企業からの寄り合いですが、貸し切りバスの手配や団体予約の経験者は誰もいないのでしょうか?

 

(3PM+、以下コメント追記:持ち株の株主総会の場所は殆どはホテルか会議場ですが、本社での開催の場合は送迎バスが用意されます。総務部門にいればバスの手配の仕事があります。職場の旅行幹事をすれば観光名所へのバスの手配があります。「万博協会」の職員の彼ら/彼女らは旅行の手配の経験が全くないのでしょうか?どのようなパビリオンが見学可能なのか調べないのでしょうか?「不思議ちゃん」です。

 

私は仕事やプライベートで何回か、主催者として貸し切りバスの予約をしました。旅行会社に委託すれば楽ですが費用がかかります。「万博遠足」なら教員は必ず下見します。

主催者としての貸切バスの予約経験と「万博遠足」(5/29)

 

大阪府には小学校が約千校、中学校が約500校、高校が約250校あります。大阪市の小中学校数は約440、堺市の小中学校数は135です。どちらも公共交通機関の利用なら参加を希望するでしょう。

 

(関連ブログ)

万博招待「希望校なかった」(大阪府交野市):朝日新聞から(5/25)から抜粋

タイトルと画像は5/25付、朝日新聞(大阪本社版)23面(大阪欄)からです。

抜粋して引用。『バスを使えば約3千万円』と爆発事故の懸念です。

大阪府が2025年大阪・関西万博に府内の小中学生を招待する事業をめぐり、大阪府交野市の山本景市長は24日、市内13校の学校単位での参加を見送ると表明した。  

 

府教育庁が各校に、5月末までに参加の意思について回答するよう求めているが、市内で確認したところ、「行きたいという学校は一校もなかった」とした。  

 

(中略)

 

山本氏はこの日の定例会見で、学校単位で参加する場合には会場まで電車で移動するのが難しく、バスを使えば計約3千万円が必要になると費用面の課題に言及。保護者の間では、万博会場の予定地で爆発事故が起きたことへの懸念が出ているともした。  

 

こうした状況から、学校単位での参加を見送り、府が招待費用を負担する1回目については保護者の意思で個別に利用してもらうことを想定するという。  

 

山本氏は、府教育庁が各校に意向を確認していることについて、学校側が「異議を唱えにくい」と指摘。「学校に踏み絵を踏ませるような行為はいかがなものか」と述べた。(村井隼人)

交野市の小中生は約6千人なので、バスを使えば5千円/人です。交野市は大阪府の北東部にあり、京阪電鉄かJR学園都市線を使うと大阪メトロ中央線に乗るまでに2、3回の乗り換えになるようです。

 

ガス爆発事故については、土地は大阪市の市有地で「万博協会」が借りています。横山英幸大阪市長は「万博協会」の副会長です。メタンガスの発生量について定期的に報告は受けているのでしょうか?

リンク先はお台場にある日本科学未来館のページです。大阪万博が未来を担う若い世代に魅力があるように一所懸命に考えるのは「万博協会」の仕事です。海外パビリオンはじめ、民間のパビリオンや「テーマ館」に入場できるように工夫はできないものでしょうか?大阪市民の負担はすでに2万7千円/人です。小中高生は大阪府民です。