タイトルは5/31付、中日新聞(2024年5月31日 16時00分 (5月31日 16時00分更新))からです。中日新聞社は他社と共同で愛知万博にパビリオンを出展しました(積水ハウス、中部日本放送、東海テレビ放送、中日新聞社の4社が共同出展)。20年前ですが、携わった記者もいるのでしょう。

 

 

開幕まで1年を切った大阪・関西万博で、子ども102万人の無料招待計画に暗雲が広がっている。交通アクセスや見学施設に不明な点が多く、自治体や教職員から疑問が噴出。建設現場で起きた地中ガスの爆発事故も、来場者の安全確保に影を落とす。むちゃな招待は2021年の東京五輪で問題になったばかり。なぜ為政者はメガイベントに子どもを「動員」するのか? (山田雄之、山田祐一郎)

交通、熱中症対策は現場に丸投げ、交野市は希望校ゼロ

 「大阪・関西万博に行きたいという学校は一つもございませんでした。市長としてはこの際、無料招待は『学校で行かなくてもよい』と表明します」

 大阪府交野(かたの)市の山本景市長は24日の記...

(6:30PM、追記)

抜粋して引用。2005年開催で、神田真秋・愛知県知事、中村利雄・事務総長他、関係者がご存命です。大阪万博では「博覧会協会」が文部科学省と連携しているのでしょうか?「機運醸成」とは青少年に働きかけることではないでしょうか?

「愛・地球博」は、世界中の人々の知恵を集め、その交流を通じて21世紀社会のモデルを実現していくことを目指しており、未来を担う青少年にこそ、見て、触れて、体験してほしい博覧会です。

 

博覧会協会では、文部科学省や愛知・名古屋修学旅行誘致促進協議会の協力と併せて、(社)愛知県観光協会の協力により(1)全国の1万校を超える学校に誘致資料を送付(全国1万校郵送大作戦) (2)関西方面の小学校及び関東方面の中学校計約2千校の学校に直接訪問(おもてなしキャラバン派遣)をするなど、全国の小学校、中学校、高校に対して、2005年に予定される修学旅行や校外学習、遠足などの機会に、是非愛・地球博に訪れていただくよう誘致活動を積極的に展開しているところです。

今回の学校法人 駿台学園の正式表明は、その成果の現れの一つと受け止めており、このことが皮切りとなり、さらに、全国の多くの学校から相次いで「愛・地球博への訪問」を表明いただくことを期待しています。

<ご参考> 学校法人 駿台学園および修学旅行等の予定
・学校法人 駿台学園
所在地: 東京都北区王子6-1-10
・修学旅行: 駿台学園中学校 3年生 50名
・校外学習: 駿台学園中学校 1、2年生 100名
駿台学園高等学校 1~3年生 280名
・実施時期: 2005年6月頃  

(7:30PM、追記)

ジブリパークはスタジオジブリと中日新聞社が設立した会社(ジブリパーク)が管理運営しています。実現したのは神田真秋知事を引き継いだ大村秀章知事と中日新聞社主の働きかけが大きかったとされます。4月9日に書いたブログに載せています。スタジオジブリの鈴木敏夫代表は愛知県名古屋市出身であることも大きかったのでしょう。

愛知万博のテーマは「自然の叡智」だった(4月9日)

 

(あとがき)

私は3/29から万博会場でのガス爆発事故についてウォッチしています。

万博会場でガス引火爆発:日経新聞から(3/29 13:45)

万博会場でのガス爆発:朝日、産経、毎日、読売の新聞紙面(5/21)

 

ガス爆発が起きたのは夢洲の1区で現在も管理型最終処分場として利用されています。ガス抜き管は、約80本あるようです。「ガス濃度測定」のデータは公表されているのでしょうか?

 

万博会場 ガス急増 昨夏1日2トン:赤旗電子版から(5/25)