今日の時点で開幕まで「402日」です。海外パビリオンは7カ国は着工しました。8つの「テーマ館」も「万博協会」のニュースでは1月末に全て着工した由。振り返れば、昨年4月13日に最初の起工式が執り行われました。7月1日には海外パビリオンの建設業者との契約の遅れが明るみに出ました。下水道配管工事は12月末の完成予定です。建設工事は、基礎工事→躯体工事→外装工事→内装工事→設備工事→完工検査(工事完了検査)→施主への引き渡しの順。展示物の搬入とスタッフの習熟にはどれくらいの日数が必要でしょうか?完工検査が2月末なら2月中旬がデッドラインでしょうか?あと11カ月「も」あると考えるのか、あと11カ月「しか」ないと考えるのか、「万博協会」と現場で働いている建設業者との意見の一致はあるのでしょうか?

 

2024.02.14

 

すでに海外パビリオンの内、5カ国が『10月末までに躯体工事、外壁工事が終わらない』ことを表明しています。また、約50の「タイプ A」の内、19カ国は建設業者が決まっていないようです(要確認)。日本建設業連合会の宮本洋一会長は、『大屋根が先に完成するとパビリオンの建設に支障が出る可能性』として「万博協会」に「工事間調整」を要望しました。

 

これまでに書いたブログから「テーマ館」についてピックアップしました。

COSMO TOWER 展望台からの万博会場 ③(12/23)

 

「公共事業」としての大阪万博関連の事業費 ④(12/2)

 

石黒浩氏と中島さち子氏のパビリオンは建設代金をスポンサーの建設会社が自社費用で建てます。私は建設費が1.9倍の2,350億円になったので、「8」は多いのではという印象です。

COSMO TOWER 展望台からの万博会場 ③(12/23) から再掲

会場レイアウトも更新しました。

 

土曜日の正午前後でしたが展望台には十人弱でした。次回は年明け3月に撮影の予定です。大阪府北部に住んでいるので交通費は片道で千円かかりません。万博には何回かは行くつもりですが、大阪メトロ中央線の収容能力次第です。あと1年4カ月もあるので、進捗状況を見ないと「間に合う」のかどうかすら分かりません。

 

 

大屋根(リング)は、完成時には建築面積(水平投影面積)約60,000㎡、高さ12m(外側は20m)、内径約615mの世界最大級の木造建築物となります。

大屋根の南東工区には大林組、大鉄工業、安井建築設計事務所のロゴのある垂れ幕が見えます。