(8PM、追記:各都道府県の「進学校」については、それぞれの都道府県全体が母集団二なるので、偏差値では比較ができません。難関大学の合格者数でランキングするのが一番いい方法だと考えています(要確認)。大阪府内であれば、北野高校、天王寺高校、大阪教育大附属天王寺、…と並べられますが、他地域の高校は名前を聞いて知っていても、実際どうなのかは分かりません。) 

(25日、以下コメント追記:共通テスト受験者数は約49万2千人、東京大学京都大学の入学定員は3,060人と2,643人で、2校で0.96%、100人に1人です。大阪の府立高校では北野高校は80人前後、天王寺高校は30人前後です。北野高校は1学年320人なので浪人生も含めて4人に1人です。)

 

明日は国公立大学二次試験の初日です。

東大、京大の二次試験志願倍率(2月24日)

国公立準獣医学部/学科は狭き門(2月24日)

テーマ:大学(含む獣医学部)

 

上記のブログで志望倍率について書きました。私は大阪府府立高校を卒業して京都大学理学部に現役合格でした。

 

今でも京都大学合格者数は10人前後なのでクラストップなら合格圏だと考えていました。東京大学は最高学府、topmost universityなので文一から理三大阪教育大学附属天王寺、京都大学は理学部と工学部の3学科について調べています。他の旧帝大や地方大学については調べていません。分野によっては特徴のある学科はあるのでしょう。しかし、THE、Times Higher Educations の調査で東京大学でも30位台、京都大学でも60位台です。最先端の科学技術分野を目指すなら最難関の2校ですが、服飾、調理、看護師は専門学校に進学します。世界的に活躍しているデザイナー、シェフ、パティシエがおられます。また、看護師、保育士も立派な職業です。

 

文系であれば、司法試験、公認会計士試験等の資格を持たずに卒業しているのはどうかなあと思います。文学部を出て教員になるには資格が必要です。福祉系の大学では社会福祉士、保育士は国家資格です。

 

また、よく知られていないことですが、同志社大学工学部は早稲田大学、慶應義塾大学と同レベルです。月探査機SLIMの機体を撮影したSORA-Qの開発者は同志社大学工学部機械工学科卒業です。

 

国公立理系であれば理科2科目、地歴公文1科目に数学、英語、国語まで満遍なく理解が必要です。ある意味では「受験秀才」ですが、トップクラス合格者には「天才」がいます。これは大学ではない専門学校でも同様です。

 

また、3月中旬以降の合格発表があってから次のブログを書きます。志願倍率は2倍台後半かは4倍超、獣医学部ではさらに難関です。

 

最後に地方大学出身でもノーベル物理学賞の中村修二博士に触れます。名古屋大学教授の赤﨑勇博士は京都大学理学部修士→松下電器でした。最初からGaNだけに狙いをつけて、大学院生だった天野浩博士が隘路を解決しました。その手法を真似て独自の装置を自作したのが中村博士でした。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/67/8/67_362/_pdf