電源車のレンタル料金:2億円トイレ関連 ①(2月24日) の続きです。
(1PM+、以下コメント追記:半年間で撤去されるのに「2億円トイレ」という金額にそもそもの疑問があります。意匠性、デザインが素晴らしいのであれば、移設すれば使いたい地方自治体は出てくるのでしょうか?いの一番は大阪市と大阪府です。仮設建築物なので建材の法定耐用年数はどうなっているのでしょう。メディアは吉村知事、横山市長に真っ先に尋ねるべきでした。トイレなので「臭い」ます。建築家は施主に建設費の上限を聞いてから設計します。建築デザイナーの出身校や卒業生がクラウドファンディングで広く賛同する人を集める方法もあります。京都市のデザイナーズトイレは左京区の篤志家の寄贈でした。こちらは4千万円、かたや「2億円トイレ」です。5倍です。)
2回目は少し論点を絞りました。
- テーマ:大阪万博
(電源車は3日間107,800円〜)
公衆トイレの坪単価については半年間で撤去する仮設物に対して、東京都中央区のデータと比較して意味があるのか?
- 建設物価調査会(東京・中央)のサンプル調査によると、21〜22年の公衆トイレの1平方メートル当たり工事費は約98万円。
- 一般的に、公衆トイレの増設工事にかかる費用はおおむね50万円から150万円ですが、近年では清潔感を持たせるための工事…
- 前回紹介した東京都渋谷区の著名な建築家のデザイナーズトイレが1.2億円
- 京都市左京区のデザイナーズトイレが4千万円
2. 応募件数に対する採択率
- 「ボローニャ国際絵本原画展」の採択率は1.8%
- 「2億円トイレ」は256件の応募で8件なので採択率は3.1%
通常、進学校と呼ばれる高校の偏差値は70以上で、上位2.2%です。これを当てはめると採択件数は5〜6件です。8つは多いという印象です。
3. 工期は配慮されているのかどうか?
これについては「万博協会」の仕事です。吉村知事も政府も「東京都中央区」のデータと言わずに98万円という発言をしました。メディアも不勉強に感じました。記者の対象は様々です。すぐに「更問(さらとい)」(官庁用語での想定問答集で用いられます。「更々問」の回答まで用意します)
一般に、担当大臣や府知事の記者会見では専門家は同席しません。また、事前に資料配布はありません。したがって数字が「一人歩き」しがちです。かつて2回の「大阪都構想住民投票」では多くのフェイクが出されました。都構想で得る大阪市のメリットはゼロです。
確かに大阪市内に24区は多いと考えていますか、住所変更だけで膨大な作業が発生し、大阪市の基幹情報システムを刷新するには少なくとも5年、千億円単位が必要と見積もっています。巨大なシステムは超高層ビルの建設費程度は必要です。
(参考)
「2億円トイレ」が適正価格なのかどうか私は疑問に思っています。2月16日から10以上ブログを書いています。
トイレ1カ所に2億円!:ダイヤモンドオンラインから ①…
…
…
また、「私鉄経営モデル」の阪急電鉄「梅田駅」と外食チェーン店のトイレの画像も撮りました。私は清潔であれば事足りると考えています。豪華なトイレで運賃や食事料金が高くなることは私鉄の経営者も外食チェーンの経営者も考えていないでしょう。
ん。東京のデザイナーズトイレは著名な建築家が設計しています。
渋谷区と日本財団が建築家やクリエーター16人と組んで区内17カ所にオシャレな公衆トイレを設置した「THE TOKYO TOILET」プロジェクトは、整備費用が1カ所当たり約1.2億円だった。