私は「資産運用・投資」ジャンルでブログを書いています。ランキング上位者の男女比率は1:1でしょうか?女性が多いように感じました。

女子の進路先 ⑤:早慶の男女比率 (2/22) の続きです。

 

私は大阪市内の府立高校→京都大学理学部→国立研究所勤務でした。大学入試、大学院入試、国家公務員試験全て一発合格でした。公務員試験の試験区分では1,700人の志望者がいて、席次は一桁ではありませんでしたが、上位の2%には入っていました。国家公務員試験に合格するのは東京大学京都大学の順は不動です。「受験秀才」ではありました。

流石に京都大学大阪大学の医学部は無理でしたが、神戸大学なら合格していたかもしれません。)

 

さて、本題についてのOECD調査を引用します。

 (更新))

OECDは、STEMを「自然科学」「情報」「工学」の3分野に分けて各国を比較。加盟国の平均はそれぞれ52%、20%、26%だった。日本は自然科学(27%)と工学(16%)の2分野で、比較可能な36カ国中最低だった。情報分野については「特化したデータはない」とした。

私は大阪市内生まれで、府立高校から京都大学に現役合格しました。志望者の現役比率<合格者の現役比率なので、元々の受験能力は現役の方が高いと考えています。これまでに難関大学東京大学京都大学早慶について書きました。大学のランキングでは旧帝大5校とJMARCHと近畿圏では関関同立ぐらいまではAランクでしょう。地方に住む受験生は難関大学を目指すか、地方の国立大学を選択するようです。

 

「男女平等」というのであれば、最難関大学2校での男女比率は1:1であるべきです。米国のHarvard、Yale大学、英国のOxford大学の男女比率は、ほぼ1:1です。皇后はHarvard大学卒業です。女性の多い職種があります。学校の教諭、看護師、保育士は女性が多いです。介護施設のヘルパーも女性が多いです。薬剤師の男女比率は約2/3が女性です(※)。何か昔の価値観念に囚われているように思いました。

(※ 薬剤師国家試験の受験資格のある6年制 の薬学科の数は国公立19、私立60です♪大学別の合格率が50%以下の私立大学薬学部は10校前後あります。こららの私立大学薬学部は受験者数が新卒<既卒で、学費他が1200万円(6年間)と6年間を無駄にしたことになります。)

 

文末でまとめた結果では、京都大学理系5学部の女性比率は17.9%でした。理系では博士号取得がデフォルトで、大学4年+大学院博士課程まで5年、在籍して博士号に到達ですが、企業は修士終了での採用がほとんどなので、就職先は大学と研究開発法人に限られます。どちらも公募ですが、男性研究者でも職を得るのは困難な現状です。ロールモデルで考えると、最難関の2大学でも理系女子になるのを躊躇う、避ける傾向があります。文系でも経済学部は金融工学で高度の数学的知識が求められています。心理学は日本では文系ですが、欧米では理系です。最難関の2大学でもTHE(Times Higher Education )の大学ランキングでは35位と61位です。

 

さて、国公立大学の前期(二次試験)は明後日の2/25からです。受験に備えて移動している受験生もいるでしょう。Good luck!

 

(参考)

就業率率は,近年男女とも上昇していたが,令和2(2020)年は低下し,15~64歳の女性は70.6%,25~44歳の女性は77.4%,15~64歳の男性は83.8%となった

 

女子の進路先 ②:京大の学部別男女比率 (2/21)

 

京都大学

2023年は29%

(出典は下記)

 

理系で最も学部生が多いのは工学部です。上の画像にマークを入れました。

  • 工学部:3,758、420、4,178、10.1%
  • 理学部:1,299、112、1,411、7.8%
  • 医学部(6年制):539、125、664、18.8%
  • 医学部(4年制):171、278、449、61.9%
  • 薬学部(6年制):23、34、57、59.6%
  • 薬学部(4年制):49、29、78、37.1%
  • 農学部:830、455、1,385、31.3%
  • 理系(合計):6,669、1,453、8,122、17.9%
  • 文学部:607、422、1,029、41.0%
  • 教育学部:137、147、284、49.3%
  • 法学部:1,037、397、1,434、27.7%
  • 経済学部:877、194、1,071、18.1%

理系の方が女性比率は低いです。