三大メガバンクの10年間の株価の推移①(10月15日) の続きです。地銀トップのふくおかフィナンシャルグループの2012年1月の始値は3,365円、2022年9月の終値は5,290円で1.6倍でした。任天堂の主要取引銀行の京都銀行の2012年1月の始値は3,365円、2022年9月の終値は5,290円で1.6倍でした(京都銀行地銀10位)。私が口座のある某地銀の株価は約1/3でした。(地銀2位の横浜銀行はコンコルディア・フィナンシャルグループになったので比較できませんでした)

 

メガバンクはなんとか10年前より株価は値上がりしていますが、地銀は厳しいようです。リンク先は日本総研の4月のレポートです。

 

今年のノーベル経済学賞の受賞者は前FRB議長の Bernanke 氏ほか2人の「銀行と金融危機に関する研究」が選ばれました。私は理学部物理学出身の工学博士で経済学は素人ですが、日本の財政政策、金融政策には疑問を感じています。「ミスター円」と呼ばれた榊原英資氏は東大経済学部卒→Michigan大学でPh.Dを取得、白川方明前日銀総裁は東大経済学部卒→Chicago大学でPh.D取得でした。現総裁の名前は挙げませんが、東大法学部卒→旧大蔵省です。何か経済学は本当は素人?の政治家と現総裁の「誤謬」が停滞を招いていると想像しています(要確認)。現在の財務大臣は世襲議員で早稲田大学教育学部卒です。

 

(11AM、追記:電力株は「ディフェンシブ銘柄」で、地域経済連合会の会長は電力企業の会長が務めることが多いです。11月の2Q決算に間に合うように、私の住んでいる地域の関西電力と東京電力に加えてあと2社を入れて分析する予定です。大阪府在住なので、最寄り駅の近くにはメガバンク3行と郵便局があり、徒歩圏内にはコンビニ、ドラッグストアも5店舗以上あります。道路沿いでドラッグストアや?の建設工事が進んでいます。地方都市に行かないと実経済の状況は分かりません。電力小売の完全自由化から4月で5年経過しました。原油、LPG等の資源価格の高騰と円安で新電力の何割かは撤退するでしょう。)

 

前回ブログの再構成です。

三菱UFJ三井住友みずほの比較です。

  • 三菱UFJ、時価総額:8.8兆円
  • 三井住友、時価総額:5.8兆円
  • みずほ、時価総額:4.2兆円

みずほは10年間で1.5倍です。銀行はかつては「ディフェンシブ銘柄」でした。現金の預入れ/引出し/振込はATMでできますが、融資業務では「リアル」店舗が不可欠です。信用調査能力はネット銀行では弱いでしょう。

最近も下記のブログを書きました。みずほのトップは楽天の創業者の卒業大学の後輩で、弟が官房副長官です。創業25周年では有力政治家が勢揃い、9月のイベントは駐日米国大使がトークショーでした。

みずほフィナンシャルグループと楽天証券(10月7日)