5年前の2017年に書いたブログです。

三大メガバンクの株価の推移(3)(6月21日)

テーマ:個別株

日経平均株価は20日に6月2日以来となる年初来高値を更新しました。

 

一方で、株価時価総額ランキング上位の自動車株と並んで、三大メガバンク三菱UFJフィナンシャル・グループ三菱UFJ、8306)、三井住友フィナンシャルグループ三井住友、8316)、みずほフィナンシャルグループみずほ、8411))の株価はパッとしません。

 

下の図は、大発会の株価を基準値(1.0)とした相対的な株価の推移です。商社と並んで銀行の業績については判断がつきかねます(-_-;)。リフレ派の提唱する金融政策のとおりなら、日本銀行の2度の金融緩和で景気はよくなるはずなのですが、金融政策に続く「骨太」の政策が貧困なのでしょう。

 

 

(過去のブログ記事)

三大メガバンクの株価の推移(2)(5月30日)

自動車メーカーの株価について(5月28日)

三大メガバンクの株価の推移(3月11日)

 

2017年9月には下記のブログを書きました。

デスマ」という言葉(3)(9月14日)

テーマ:ブログ

三菱UFJ三井住友みずほの中では

  • 三菱UFJ、時価総額:8.8兆円
  • 三井住友、時価総額:5.8兆円
  • みずほ、時価総額:4.2兆円

金融工学を理解するには Black-Shoeles式で表される確率微分方程式の理解が必要です。三菱UFJの亀澤宏規社長は東京大学大学院理学研究科数学科の修了です。

 

三菱UFJは銀行統合による勘定系業務システムの一早い統合に成功しました。みずほはかつては富士銀行、第一勧業銀行、日本興業銀行という有力行が前身です。

 

3行の中では、少し見劣りします。三井住友も同じように加工中です。チャートは著作権があるので、自作しています。コピペしても日経新聞や証券会社から訴えられることは少ないでしょうが、マナーとして自作しています。

 

 

最近も下記のブログを書きました。 

みずほフィナンシャルグループと楽天証券(10月7日)

現在、2012年からの月足を使ってチャートを作っています。 追ってアップします。

(5PM、追記)

アップしました。みずほは10年間で1.5倍です。確かめていませんが、支店の統廃合、行員のリストラや給与水準は、三菱UFJ三井住友と比べてどうなのでしょう。私は3行に口座があって時々、支店のATMを使っていますが、三井住友の方が一番、客が多いように感じます。銀行はかつては「ディフェンシブ」銘柄でした。現金の預入れ/引出し/振込はATMでできますが、融資業務では「リアル」店舗が不可欠です。信用調査能力はネット銀行では弱いでしょう。

 

都市銀行の行員は地方では「名士」だったのでしょう。数億円の融資も数百万円の融資も手間は変わらないのでしょう。大都市圏では土地取引が多いので、支店単位でも優劣が付きます。「土地」はバブル期でなければ弾けませんし、そもそも「土地」が利益を産みません。銀行はビジネスモデルを変えないと今後は難しいでしょう。

 

 

 

余談になりますが、Amazonの創業者の Jeff Bezos は Princeton 大学で電気工学と計算機科学の学士でした。フランスの第4の携帯キャリアを興したXavier Niel は理系の才能がありました。欧米の起業家には理系出身者が多いです。

 

( 3:30PM、追記)

米国のJP Morgan の時価総額は約50兆円、Bank of America は40兆円弱です。

(6PM、追記)

私は大学の序列は①東大、京大の医学部、②東大理科一類、京大の理系と医学部、③東大文科一類だと考えています。三井住友の頭取は京大法卒、みずほのトップは一橋なので、4番以下です。瞬間、瞬間の判断は「感覚」です。風が通り過ぎてから気がつくのであれば、どうしようもありません。「地頭」がなければ、出世コースに乗っても先が見通せないでしょう。三井住友の会長は東大経済学部卒です。

 

みずほのトップは楽天の創業者の卒業大学の後輩で、弟が官房副長官です。創業25周年では有力政治家が勢揃い、9月のイベントは駐日米国大使がトークショーでした。

 

(7:30PM、追記)

ググると平均年収は三井住友三菱UFJみずほそうです。