今回はメガバンクの比較です。時価総額トップ10:現在と10年前(10月6日)
での比較では三菱UFJ(8306)、三井住友FJ(8309)、みずほFJ(8411)は、現在もトップ20に入っています。下表は3社比較です。
(※ 三菱UFJは2007年9月に株式分割(1:1000)をしているので、比較的わかり易いですが、それでも2009年12月に公募増資、第三者割当があります。三井住友FJは2011年4月に交換、2013年4月に消却があり、みずほFJは2010年7月と2011年8月に第三者割当、2011年9月に交換があって、なかなか比較しづらいです((-_-;)(汗)と( ;∀;)(涙))。ということで、2007年当時の株価、発行済株式数を書いていますm(__)m。
下の表は、マイナス金利政策が発表される前の高値です(表では「ゼロ金利政策前」と書いてしまいましたm(__)m)。6日は、米国の金利上昇の期待から金融株は値上がりしたようですが、現在の株価は、2年前の2015年の水準には達していません。
私は経済学は素人ですが、「アベノミクス」の「トリクルダウン」仮説が実現していないことぐらいは分かります。「円安」で潤うのは輸出関連企業と訪日外国人旅行客が集まる大都市と観光名所のある地方都市だけです。日経平均株価は今年初めて、5営業日続伸でした。8月中旬からの「円安」で買われているのでしょう。
(過去のブログ記事)