アリー!
ミクロネシア地域のパラオは人口は2万人弱、面積は屋久島とほぼ同じです。
パラオの国旗はライトブルー地に黄色の円が描かれ、日本の国旗と似ていますが、円は中央よりやや左に配され、太陽ではなく、月を表しています。
第二次世界大戦前に日本の委任統治領だったこともあり、日本と非常に縁が深い国になっています。国民の4分の1は日本人の血をひく日系パラオ人と言われており、歴代の大統領10人のうち4人が日系人です。またパラオ語には日本語由来の単語が非常に多く「Daiziob(大丈夫)」「Daitorio(大統領)」「Komeng(ごめん:謝罪)」など、面白いものでは「SapporoIchibang(インスタントラーメン)」「Tsitsibando(乳バンド:ブラジャー)」などあり、単語だけでなく「Ichirets ni narande!(一列に並んで)」「Genki dasite!(元気出して)」などのフレーズも普通に使われているそうです。さらにアンガウル州ではパラオ語、英語の他に日本語も公用語として定められています。
さて、今回は「メフィスト・フェレス」をはめ込みました。太平洋戦争では激戦地になりましたが中でも『ペリリューの戦い』では日米両国ともに大きな損害を出し、日本軍は1万人以上の戦死者を出し玉砕状態、アメリカ軍も深刻な損害を受け、積み上がる戦死者に米兵は「悪魔の島」と呼んだそうです。