「バヌアツの鬼瓦番長」バヌアツ共和国(Ripablik blong Vanuatu) | 河内マサヤンのブログ

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私が作成した創作花札を掲載しています。創作花札とは花札の形を借りた「書」「イラスト」「言葉遊び」が三位一体となった作品です。

ハロ!

バヌアツ共和国は南太平洋の八十三の島々からなる国。およそ半数は火山島で、近海ではたびたびマグニチュード7越えの強い地震が起きています。

公用語はビスラマ語で、ビスラマという名は「海のちびすけ」と呼ばれるナマコから由来しているそうです。

バヌアツは「バンジージャンプ」の発祥地です。足に蔦をくくりつけ20~30mの櫓からて跳び降りる「ナゴール」という成人儀式からきています。「ナゴール」の起源は10世紀、暴力夫から逃げた妻が木に登り、それを追ってきた夫も登り、捕まりそうになりました。意を決した妻は木から身を投げ、夫婦は木から落下してしまいます。妻は足に蔦が絡み助かりますが、夫の方は地面に叩きつけられ亡くなったそうです。「ナゴール」に臨む若者は足にくくりつける「蔦」は自分で準備します。「命綱」ならぬ「命蔦」探しには慎重に慎重を期すようです。

さて、「バヌアツ」という国名は中国語表記で「瓦努阿図」と書き、地図にはリーゼントの番長をはめ込みました。通過儀礼は命がけ、チョッとやソッとじゃビビれない!「バヌアツの鬼瓦番長」は根性ありますよ!