「アルプスと湖の国」スイス(Schweizerische Eidgenossenschaft) | 河内マサヤンのブログ

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私が作成した創作花札を掲載しています。創作花札とは花札の形を借りた「書」「イラスト」「言葉遊び」が三位一体となった作品です。

グリュエッツィ!

ヨーロッパの中央に位置するスイス連邦、公用語はドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語と4つあり、ドイツ語話者は64%と最も多いのですが、スイスドイツ語(アレマン語)という方言で「こんにちは」も「グーテンターク」より冒頭の「グリュエッツィ」が一般的とのことです。「永世中立」を保ってきましたが、国中を要塞群で網羅し焦土作戦をも辞さない「スイスを侵略すると利益よりダメージの方が多くなる」国防戦略のため国民皆兵を国是としています。兵役がある一般男性は年に数回、軍事施設で訓練を受けます。週末は帰宅しますが、家に帰るまで軍服を脱ぐことは許されない、まさに「おうちに帰るまでが軍隊です」なのです。

さて、はめ込み地図は……今回ははめ込んでませんねぇ……スイスといえばアルプスと湖、そして「アルプスの少女ハイジ」でしょうか。チューリッヒからチューリヒ湖、ヴァレン湖を南東に下った「マイエンフェルト」が舞台の「アルプスの少女ハイジ」は1880年にヨハンナ・シュピリにより執筆され世界中で人気になりました。日本でも大正時代に和訳されましたがその題名は「楓物語」。というのも当時の日本人は外国人名に慣れていないためハイジは『楓』、ペーターは『辨太(べんた)』、オンジは『爺(おやぢ)』、クララは『久良子』となったのです。高畑勲氏、宮崎駿氏らが手掛けたアニメは世界でも高い評価をうけました。主題歌の「おしえて」を歌うのは伊集加代さん。「スキャットの女王」と呼ばれ「ルパン三世のテーマのコーラス『Lupin the Thi~ed』」や「11PMの『サバダバ』」を歌っています。「ネスカフェCM『目覚め:ダバダ』」も伊集加代さんですが、ネスレ社もスイスに本社を置く世界企業ですね。