対岸のヴィエンチャン旧華人街(西北郊外に新華人街もある)は、旧街屋自体が少なく、騎楼も皆無であり、ノンカーイの街並は貴重である。メコン川岸のリムコーン通り(Tanon Rim Khong)にはベトナム・ラオス・中国製品を売る店が並ぶ。その先にイミグレがあり、ラオスとタイを往復する渡し船が出ている(外国人は利用できない)。
4-3-4.イエン・シー・ティー・タイ・リー・キー(Yan Seeh Tai Lee Kee)(Thanon Tarad Kad)
1913年竣工。ペディメントの地球に狗のような動物が乗っている。木造技術を駆使した二階建ベランダ様式である。コロニアル風建築の風格がよく出ている。柱上部の補強材は中国式である。kiは華人店舗の商号末尾の「記」であると思われる。二階窓上壁面に「YAN SEEH TAI LEE KEE」と書いてあり、「Yean si ti ki」ともいうが、華人商店であろう。