こんにちは。

肢体不自由と盲目の1級障害を持つ!

ハンディキャップ・エッセイスト 河和 旦(かわ ただし)です。


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前回の記事段差や情報バリアを乗り越えて: 車椅子ユーザーの外出術では、外出前の下調べの大切さについてお話しました。今回は、私が実際にどんな風に情報収集をしているのか、その方法をいくつかご紹介します。


便利サイト&アプリを活用しよう


インターネットは情報収集の強い味方。特に便利なサイトやアプリを3つご紹介します。


1. らくらくおでかけネット


これは、駅のバリアフリー情報が満載のサイトです。行きたい駅の名前を入力すると、車椅子で移動できるルートがあるか、事前に連絡が必要か、ホームドアはあるか、車椅子対応トイレはあるかなど、必要な情報がすぐにわかります。


2. Google マップ


おなじみのGoogle マップも、実は車椅子ユーザーにとって便利な機能があります。行きたい場所を検索すると、その場所が車椅子に対応しているかどうかが表示されるんです。ただし、この機能を使うにはアプリを最新版に更新して、設定の「ユーザー補助設定」で「車椅子対応の場所」をオンにする必要があります。


3. YouTube


意外かもしれませんが、YouTubeも情報収集に役立ちます。車椅子ユーザーのYouTuberさんが、車椅子で行きやすい場所を紹介している動画が結構あるんです。旅行の計画を立てるときなどに、参考になる情報が見つかるかもしれません。


情報がなければ直接問い合わせを


インターネットで調べても情報が見つからない場合は、直接問い合わせるのが確実です。行きたい場所やイベントの主催者に電話やメールで確認してみましょう。


バリアフリー情報はみんなのもの


車椅子ユーザーにとって、外出前の情報収集は欠かせません。しかし、このことは、車椅子ユーザーだけでなく、皆さんにとって大切なことではないでしょうか。


例えば、ベビーカーを押しているお母さん、重い荷物を持っている人、高齢者の方… ちょっとした段差や狭い通路が、誰かの大きな負担になるかもしれません。


バリアフリーな社会は、みんなが暮らしやすい社会。ぜひ、この記事をきっかけに、身の回りのバリアフリーについて考えてみていただけたら嬉しいです。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。