カウンセラー中島知賀です。

 

生きづらさの根本を紐解いて癒す
【深い傾聴による】カウンセリングをしています。

 

5月26日(日)10時から17時半まで、がっつりワンデイを開催しました。

 

参加者の方の意欲が伝わってきて、とっても熱い一日でした。

充実した有意義な一日をみなさんと共にでき、ほんとうに嬉しいです。

心より感謝申し上げます。

ありがとうございました。

 

私としては、やっぱり時間が足らなくて、ほんとうだったら「2日間あるといいな」と思ってしまう私です(笑)

 

ワンデイの傾聴道場では、日常の傾聴、寄り添い型の傾聴、ケアの傾聴とは違い、セラピーの傾聴を練習する場です。

 

日常生活の親子関係、夫婦関係、上司と部下等々や、教育相談、キャリア相談、医療、介護や福祉で使う傾聴。

「え~、そんなイヤなことがあったの!それは腹が立つね」

「それは悲しいですね、それは辛かったですね」

「Aさんは、こう思われるのですね。こう感じるのですね」

などなど・・・。

寄り添い型の傾聴は、私たちの人間関係を円滑にし、そして人との繋がりが生まれ、心の支えになりますし、あらゆる相談業務やケアにおいても大切なスキルです。

 

一方、セラピー(カウンセリング)での傾聴は、クライエントとカウンセラーがクライエントの心の中を探究する傾聴です。

 

要するに、カウンセラー側が、探求するような傾聴ができなければ、クライエントはカウンセラーと一緒にいても怖くて自分の心を探究することができません。

一緒にいるのに、よけいに孤独を感じてしまいますね。

 

26日ワンデイでは、


午前中は、クライエントの話を聴いて、クライエントが言わんするエッセンスをつかんで一言で<伝え返す>練習をしました。

 

2人一組のペア、4人一組のグループでちょっとずつ難易度をあげながら練習をしました。

 

1分から1分半の短い話をクライエントがして、カウンセラーが目を閉じてじっと内側に響かせ、クライエントの心の世界を自分の中で膨らませ、そして、そのエッセンスをぎゅっと掴んで、短い言葉にして伝え返す。

そして、クライエントから「こう返して欲しい」と教えてもらい、クライエントがぴったりとくるまで伝え返す練習です。

 

とってもハードルが高い練習ですが、これを何度も繰り返して練習するほど、感度が上がってきます。

 

午後からは、ロールプレイをしながら事例検討をしました。

参加者の方から、取り上げたい事例を出していただき、クライエント役のロールと、カウンセラー役をし、グループでクライエントを深く理解することをしました。

 

クライエントの話し方や、表情や、口調、雰囲気、特徴的な言葉、などから、

「クライエントの表現している言葉は、こうしたクライエントの苦しみがあるのではないか?」

みんなで一緒に考える時間をたくさんとることで、「クライエントをどのように共感的に理解するのか?」という視点を養うことをしました。

 

私が一方的に教えることは、参加者の方の学びの場を奪ってしまうので、つねに、参加者の方が自分で感じたり、考えたり、想像したりする時間をたくさんとります。

そうしたプロセスから、クライエントを深く理解する見立て力が身につくと思っています。

 

私にとっても一日間、みなさんから沢山学ばせていただきました。ありがとうございます。

次回のワンデイは8月25日です。

 

また、皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

まだ参加されたことのない方も、気軽にぜひご参加ください。

とってもアットホームな雰囲気の中で、深く学べる場です。

8月25日(日)

深く共感的に聴く!

ガッツリ・ワンデイ
【オンライン傾聴道場ワンデイ・スペシャル】

*11月24日(日)もワンデイを開催予定です(スケジュール帳に印をしてくださいね)
 

 

深く共感的に聴く!

ガッツリ・ワンデイ

オンライン傾聴道場
ワンデイ・スペシャル

 

こんなことはありませんか?

・クライエントの気持ちが、今一つピンと来ないので上手く応答できず、カウンセリングが堂々巡りになる

 

・クライエントの気持ちを返しているのに、面接が深まらない

・クライエントの怒りに寄り添っているのに、怒りをぶちまけるだけの面接がずっと続いている

 

・クライエントが急に怒りだしたり、面接をキャンセルされたりして、「私の何が悪かったのか?」落ち込んでしまう

 

・クライエントの言いたいことが分からなくて根掘り葉掘り質問攻めにしてクライエントを追い込んでしまった

 

・「何とかしないといけない」と焦ってしまい、余計なアドバイスをしてクライエントを怒らせてしまった

 

・「どうしたらいいの?」と混乱し、「なんとか解決しなくては」焦るあまりに失敗してしまう

 

・クライエントの沈黙に耐えられなくてカウンセラーの自分がアレコレたくさん話し過ぎてしまう

 

などなど・・・・

 

こんなふうになるのは

クライエントの苦しみを深く細やかに共感的に理解できていないからです。

 

クライエントの立場になって、あたかも自分が経験しているかのように、ありあり、ひしひしと想像して理解することが<共感的理解>ですが

 

共感の深さのレベルが浅かったり、ズレていると、クライエントの苦しみがピンと来ないし、ピンと来ないから適切な応答もできません

 

また、苦しみを深く理解できていないので、些末な質問をして情報収集をしたくなります

 

あるいは、クライエントの転移感情に巻き込まれて、反省ばかりして落ち込んでしまいます

 

すると、クライエントには、カウンセラーの頼りなさが伝わるので

「なんか分かってもらえていないな・・・・・なんか・・・聴いてくれているけど、でも、苦しい気持ちを分かってもらえないな・・・・」

そう感じます。

 

反対に、苦しみをクライエントでさえ気づいてないレベルで深く細やかに理解していたら、些末な情報収集は必要ないし

 

また、クライエントの苦しみを深く細やかに理解したら

「どうしたらいいのか?」

焦ったり、変なアドバイスをする必要も感じません

 

では、クライエントの立場になって、クライエントが観ている心の世界を同じように観るには、どうしたらいいのでしょう?

 

それには、クライエントのかけている心の眼鏡に近いものをかけて心の世界を一緒に観る必要があります。

 

それには

「どんな眼鏡をかけているのかな?」

それをまずは発見する必要があります

 

「こんな眼鏡かな?あんな眼鏡かな?」

 

ダレもが、これまで生きてきた自分史の中で、自分仕様の眼鏡をかけて世界を観ています。

 

あなたにもあります(自分では気づかないけど)

そしてクライエントもあります。

 

ですから、クライエントのかけている心の眼鏡を見つけ、そしてクライエントの眼鏡に似ているものを、自分の心のポケットから取り出して、調整しながらクライエントの心の世界を一緒に観ていきます

 

ここまでは、イメージで書きましたが

「どんな眼鏡をかけているのかな?似ているものはどれ?」と発見するには、心の理論に当てはめながら自分のことのように想像して、理解する必要があります

 

それが、クライエントの苦しみを深く細やかに理解し、クライエントの見立てには必要不可欠なのです

 

 

私は、力が今よりもなかったころ、たった5分の深い傾聴練習をたくさんしました。

先生から、理論に沿った説明や、クライエントのキーワードを教えてもらい、「今だったらどんな応答が適切か?」を何度も練習しました。

 

丁寧な傾聴練習で、見立て力がぐっとつくと、傾聴の質、共感的に理解する深さがぐっと深まります

 

50分の面接が違ってきます

50分の面接は、5分の蓄積です

5分を侮らないで、5分を丁寧に聴く練習をすると、50分の面接が全然違ってきます

 

私が力が伸びたのは、5分を徹底的に丁寧に聴く練習を積み上げたことも一つです

 

たった、5分

されど、5ふん

 

5分のクライエントの言葉、非言語の中に表現されているすべてを、(理論に基づき)深く細やかに共感的に理解するとき、カウンセリングの質がぐっと深まり、進展するようになります

 

ぐっと深く学ぶオンライン傾聴道場です

*11月24日(日)もワンデイを開催予定です(スケジュール帳に印をしてくださいね)

 

■日時

8月25日(日)10時から17時まで(延長ありです)

 

■受講費用

11、000円(税込み)

 

■募集人数(少人数で開催します)

6名まで

 

■対象者

・心の援助をしている方や、傾聴などのボランティア活動をされている方

・守秘義務を守り、また、自分の心に向き合う準備のある方

 

■内容

共感的に聴く深い傾聴によるカウンセリングについて学びます(主に古宮昇先生に指導してもらってきた内容です)

 

①理解し難い人の話をどのように聴く(共感的に理解する)のか?

事例1:別れたいのに別れられない恋人関係に悩む女子大生

事例2:「やりたいことが分からない」転職に悩むサラリーマン

事例3:子育てに自信がないと悩む母親

 

②事例1,2,3の中から、一つを取り上げてデモンストレーションをします

「クライエントのどんな言葉(態度)を、どのように共感的に理解し、どう応答したのか?」

デモンストレーションから共感的に理解することを深めていきます。

 

③心のメカニズムについてお話します

幼少期からの心の傷つきが、今の悩みにどのように関係し、クライエントの話の中でどのように表れているのか?

クライエントの心の苦しみを自分のことのように深く共感的に理解するには、どうしたらいいのか?

転移・逆転移についてもお話をします。

 

■申し込み方法

下のリンクをクリックして①から④に明記してお申込みください。キャンセルは1週間前までです。

申し込み先リンクあづまや (azumaya-room.jp)

 

①名前

②連絡先アドレス

③緊急連絡先電話番号

④参加講座名

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました♪

 

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