不安だったあの頃 | テキサス〜Country Life〜

テキサス〜Country Life〜

カリフォルニアに8年、ハワイに10年、そして今はテキサスに住んで8年。在米26年。アメリカ人の夫と息子2人、ジャーマンシェパードと田舎暮らし。

昨日次男のGFがきた時、2人でキャロットケーキマフィンを作ったんですが、次男曰く、私があげたバレンタインデーのキャロットケーキがとても美味しかったので、GFも作ってみたい、と。


結局全部の材料がなかったので、なんちゃってキャロットマフィンを作りました。


そしてふと思った。


バレンタインの頃は、私は普通に生活してたんだ。


キャロットケーキを作って、夫と次男、次男のGFの家族、コディにあげたんだった。


その時の写真がこれ〜




あの頃は、まさかこんな病気になるなんて考えもしなかった。


人生なにが起こるかわからない。



実は私、ERに行く日の前日、夫、息子達と私の両親に手紙を書いたんです。


あの日は、マジでもうすぐ死ぬかもしれない、って思ったので、手に力が入らなかったけど、意地で4通の手紙を書きました。


毎日の症状を書くノートの後ろの方のページに書いてあるので、誰でも読むことができます。笑


死ぬことはないとわかり、捨てようかとも思いましたが、そのままにしておくことにした。


時々読んでは、今こうして生きてることに感謝してます。





そしてもう一つ、まだ歩けた頃にしたことが、自分の銀行口座を解約。


あの頃は本当に先のことが見えなかったから、終活?みたいなことをやり始めました。


大事な書類も全部、夫がわかりやすいように整理したり、自分の物も必要じゃないのは全部捨てました。


長男には、どこになにがある、とかも話した。


片付けてた時思いましたよ。本当に必要なものって少ししかないな、って。


今だからこうやって書けますが、あの頃は怖くて不安で、必死でしたね。








話は変わりますが


夫は、「父さんは要らないものばかり集めてる。ガレージが箱だらけなんだ!死んだら僕が全部処分しないといけないよ。」


とよく言ってます。


が! 夫よ、あなたはそのお義父さんと全く同じことをしてるけど????!笑い泣き笑い泣き